2008年12月10日 学習・研鑽

JIA講演会

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今日は日本建築家協会JIA神奈川主催の講演会に参加してきました。講演の内容は「建築の本をつくること、建築を伝えること」という内容です。講演者は新建築社で『JA』の編集長をなさっている橋本純さんです。橋本さんとは日建設計東京ビルの取材で過去にお会いしたことがあります。年間100件近く(全盛期には200件近く)の建築を見てきた方で、本日は3年前に出版された「日本の建築空間」についてお話を伺いました。「空間」という視点に立って、歴史的な建築から現代建築までを解説いただきました。「空間」と一言でいってもその意味は深く、多様であり、改めてその意味を考えさせられました。東大寺南大門ではきれいな明るい空のもとで門をくぐり、天井を見上げると、漆黒の闇が存在しているとのお話でした。仁王像の間にある天井は、「闇」だったんですね。その他にもいろいろと建築に携わる身として勉強になるお話がたくさんありました。奈良時代から現代まで全国の建物の紹介があり、改めて私自身がまだまだ建築を見てきていないことを思い知らされました。学生時代にバイクで日本縦断して建築を見に行ったりしたことがあったのですが、時間を作ってまた出かけたくなってしまいました。



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