2008年12月21日 現場報告
祝!上棟
本日は東戸塚の家の建方(たてかた)です。道路と高低差があり、道路上に電線があるので、クレーンなどの重機を用いることができないため、大工さんが総勢11名で一日で上棟させます。
2階の床梁が終わったところです。柱と梁は羽子板ボルトでしっかりと固定されていきます。
2階の床梁が入ったところで、「歪みつき」を行います。「歪みつき」とは各壁面の柱を垂直に補正していく作業です。「建て入れ直し」「家起し」ともいいます。「下げ振り」という垂直を調べる道具を使って柱が垂直に なるまで建物を引き起こします。この作業をきちんと行わないと後でいろいろと家に不具合が起こる原因となります。
2階床の「歪みつき」が終わると2階の柱を建て、小屋梁を上げていきます。
小屋梁が上がりました。
一番上の棟が上がりました。「上棟」ということで記念撮影です。
今回は「手刻み」による構造体なので、機械によるプレカットと違って、どうしても「刻み忘れ」や「刻み間違い」が起こります。現状に合わせて現場で「刻み」を行います。手際よく加工されていきます。
梁の上でもホゾ穴を空けています。
日が暮れてきました。照明を点けて作業は続きます。
無事、建て方終了しました。お疲れ様でした。上棟式は大安吉日ということで、明日行う予定です。
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