2009年3月10日 現場報告
建具枠造作材加工
東戸塚の現場はこの数日間大工さんが仕事をしていません。休んでいる訳ではなく、作業場で枠材や造作材の加工をしています。建売住宅やハウスメーカーの家は、既製品の樹脂シートが貼ってある建具枠を使用することがほとんどですが、いつものことですが無垢木材を加工して取り付けします。
今回は杉の役物を使用しています。役物とは節などがなく、仕上げ材として使用する高級材料です。最初は上記写真のように荒板と呼ばれる状態のものです。
荒板を使用する場所での必要な大きさに揃えています。
幅が足りない場合には、接いで(はいで)幅広の材料にします。
超仕上げという機械を使って、表面を仕上げます。
最後の仕上げはやはりカンナを使用して仕上げます。
使用する部位毎にレールなどの溝を彫っていきます。
出来上がった材料です。部屋の部位ごとに名前が付けられています。
枠造作は大変な作業です。
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