2009年5月21日 学習・研鑽

ジャン・プルーヴェ

本日は住環境価値向上事業協同組合(SAREX)年次総会があり出席してきました。年会費はそこそこ高いのですが、講習の内容がとてもすばらしく大変役に立つ内容ばかりです。

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山田建設の山田さんが代表理事を務めていらっしゃり、開催の御挨拶をされています。

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東京大学の松村先生から「戦後住宅清算思想の転換点」という表題で講演がありました。その中で「22世紀はジャン・プルーヴェの考え方をもとにした、クラフトマンシップの復興が起こるのではないか」との話がありました。ジャン・プルーヴェはプロダクトデザインから、照明器具、家具、建築に至るすべての工業生産品のデザインを極めたフランスの建築家(工芸家?)です。プルーヴェの言葉の「建築家のオフィスの所在地が部材製造工場以外の場所にあることは考えられない」が紹介され、なんだか自分が置かれている工務店という家造りの場にある設計事務所という環境が重なってしまいました。自分の置かれている環境も考えようによっては、なかなか良い環境ではないかと感じました。



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