2009年5月25日 学習・研鑽
「長期優良住宅」説明会
本日は「長期優良住宅」の説明会があり、参加してきました。「長期優良住宅」は、これまで「200年住宅」とか「超長期住宅」とか言われてきましたが、「長期優良住宅」で落ち着いたようです。国の施策として大きく取り上げられ、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が6月4日に施行されることから、きちんと押えておかないといけない事案です。今後「長期優良住宅」を押えておかないとこの業界で生き残れない可能性が大です。
会場は水道橋のすまい・るホールです。電車で行くよりもバイクの方が時間がかからないので今日もバイクで行ってきました。バイクだと磯子から40分かからない時間で到着です。
「長期優良住宅」は大きく7つの認定基準があり、すべての基準を満たす必要があります。これまでの「長期優良住宅先導モデル」の構造見学会などでは、通し柱を太くする程度でこれまで手がけてきた住宅とそれほど変わりないと思っていましたが、実際蓋を開けてみると、細かな規定が定めてあります。
しかし問題はその手続きです。基準自体は、実際にそれほど厳しくないはないのですが、これらの項目についてすべて申請書などの書類を準備することがかなり面倒な作業となります。
また今日の説明の中で「木造建築士」の位置づけについて話がありました。木造建築士は、一級建築士、二級建築士の下に位置づけられていましたが、今日の話では「木造のプロフェッショナル」として「長期優良住宅の担い手」と位置づけていく方向で進められるそうです。これが本当になるとすると数年後には受験者が倍増して、試験が難しくなる可能性があります。工務店の若い大工には「早く資格とっとけ!」とハッパかけておきました。
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