土壌改良

鎌倉の新築のお客様の庭が雨が降ると田んぼになってしまうとの話を頂いており、改良工事を行いました。本日はその結果を確認するために、設計者の鈴木さんと一緒に伺ってきました。

駐車場を作るために庭側に小さな擁壁を設けたために、地中に流れる水を堰き止める形となり、田んぼになってしまったようです。地盤が土丹でもともと水はけが悪いところに周囲からも水が流れ込む立地のため、常に水が流れ込む敷地となっていました。そこで、山側の敷地境界にU字側溝を設け、庭の地中に暗渠パイプを埋設し、地下水を積極的に排水するようにしました。また庭の土も粘土層で水を含むとグジョグジョになってしまうので、バーミキュライトと腐葉土を配合して土壌改良を行いました。

昨日と今日と雨が降っていないのに、暗渠を繋いだパイプからは上記のようにチョロチョロと水が流れており、地中の水をきちんと排水していることがわかります。対策工事の効果が出たようで、庭のグジョグジョもなくなり改善できたようです。ひとまず安心です。