SAREXワークショップ

本日はSAREXのワークショップがありました。３週間ほど前にコーディネーターの野辺さんから、「『OB施主の引継』ってお題で話をしてよ」との電話があり、断る訳にも行かず、「私のこの一年間での経験を語ればよい」とのことでしたので、お引受いたしました。内容的にはあまり大したお話をすることは出来ませんでしたが、「施主の引継」＝「工務店の継承」ということで、皆さん興味がある内容だったようで、いろいろな意見を伺うことが出来ました。ありがとうございました。

私の話の後は、宮坂建築事務所の宮坂さんがアメリカの住宅市場の実態について、宮坂さんが懇意にしているBensonwood　Homes社のTedd　Benson氏のブログを通じて紹介頂きました。経済が停滞している今こそ、技術の無い業者や職人が淘汰され、本当に腕のある職人が良い家を建てる時代だということを再認識致しました。世の中では住宅の着工件数がピーク時の半分以下までに落ち込んでいるなか、「あすなろ建築工房」はお蔭様で、たくさんの引き合いを頂き、忙しくさせていただいているのもその例なのかもしれません。