住宅性能表示と長期優良住宅と木材腐朽・劣化・シロアリ対策講習

本日はJBN工務店サポートセンターで「住宅性能表示制度及び長期優良住宅に関する施行規則等改正説明セミナー」と「木材の腐朽・劣化・シロアリ対策」についての研修会がありました。二つの研修が連続で行われました。

今年の６月１日に「住宅品確法施行規則及び長期優良住宅法施行規則」が改正されました。その改正された内容について、国土交通省の担当者から説明がありました。日々関連する法令が変わるので、着いていくのが大変です。着いていかないと、この業界では生き残れません。

引き続き、「木材の腐朽・劣化・シロアリ対策」についての講義が行われました。

木材の腐朽、劣化についてのプロセスについて説明がありました。木材が生物材料である限り、木材は必ず劣化は起きるということを念頭において、家造りを行っていかないといけないことを再認識いたしました。どんなにいい材料を使ったって、使い方を間違えていたり、メンテナンスがなされていないと必ず劣化するということです。

建設中に床下や建物の周囲に残材などを放置しないことは当たり前のことですが、「なぜ放置してはいけないのか」について本日講義をお伺いしたことで、詳しく説明できるようになりました。

引き続いてシロアリについてです。

真ん中の白いでかいのが女王アリです。メチャクチャでかいです。

生きているアメリカカンザイシロアリがシャーレに入れて回覧されました。

アメリカカンザイシロアリの糞です。

イエシロアリとアメリカカンザイシロアリの食害の違いです。アメリカカンザイシロアリがいかに問題か分かります。

アメリカカンザイシロアリの駆除方法の例です。家全体を覆って駆除しています。アメリカカンザイシロアリが出ると大変です。

研修が終ると、帰り道はきれいな夕焼けでした。雲に映る夕焼けになぜか影があります。なんの影だろう？