2010年12月23日 現場報告

秘密兵器?

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年の瀬の休日ですが、現場は動いています。つつじが丘の家の現場の様子を見てきました。

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外壁はモルタル下地の一回目の塗りが終っています。ひび割れ防止のファイバーメッシュもちゃんと施工されています。こういった部分って大事なんです。コスト重視で必要以上に安くしてしまうと、モルタルの厚みが薄くなったり、2度に分けて施工せずに一度に厚塗りしたり、ファイバーメッシュを入れなかったりなどなど、話に聞く限りではいろんな手の抜き方があるんです。だから建売住宅とかって怖いんです。家は長く使い続けるものなので、長持ちしてもらわないといけません。家造りに関しては、「安ければいい」ではなく、「信頼できる人にきちんと管理してもらって、適正な価格で施工してもらう」のが正解だと思います。

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以前にも紹介しましたが、このお家はR(アール)部分が多いんです。大工さん、上手いもんですね。

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分かりにくいことかも知れませんが、一工夫の事例です。窓部分に「枠なし」として窓台だけにすることがありますが、そんな「枠なし」の場合にも下の写真のように下地にはきちんと下地の板が入っています。(上の写真は下地板を入れる前の写真) 出隅の角になるので、出隅が欠けないように補強されています。建売住宅などでは石膏ボードで施工されてしまっている部分です。見えない部分に手間と材料がかかっています。

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現場に見慣れない道具がありました。なんだこれ?大工に聞くと、秘密兵器の石膏ボードカッターだそうです。その名も「ブレードランナー」、、、。かの有名な映画と同じ名前ではないですか、、、。いいんだろうか、、、。

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間に小さなカッターの刃が入っていて、この両側は強力な磁石で引き付けられています。この道具を使うと石膏ボードが一回で切断できる優れものだそうです。「この道具を持っているのは神奈川県では俺を入れて数人だろう」と自慢していました。大工さんって、新しい道具が好きですね。



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