2011年2月24日 学習・研鑽
木材会館
本日は、JBN工務店サポートセンターの国産材委員会主催の技術講習会があり、新木場の木材会館に行ってきました。
木材会館は1年半前に竣工した建物で、竣工当時から高品質のデザインされたビルと言うことで、噂になっていた建物です。設計は、日建設計の山梨さんと勝矢さんです。均整のとれたプロポーションのファサードデザインは見事です。外壁に105角の桧材が使用されています。
まずは建物の見学会が開催されました。以前から見学会の開催のお誘いを頂いていても、日程が合わずに拝見することが出来ていなかったので、待ちに待った見学会です。
エレベーター脇の階段で造形美がうかがい知れます。
階段のディテールもきちんとされていて、隅々まできちんとディーテールを詰めて検討していたことが分かります。
見学会の後は、ホールで「国産材を使いこなすための木造と防火のお話」の講習会が開かれました。講師は日本住宅・木材技術センターの山田誠先生です。木を活かす建築推進協議会から発行されている「木造住宅のすすめ」 の内容を中心に木造と防火についてお伺いしました。めまぐるしく変わる法規や基準について、頭の中を整理することができました。
講習会の後は、新木場駅前にある「もくもく」さんの店舗に顔を出してみました。久しぶりに行くと、すっかりリニューアルされていました。
世界中の木材の木っ端からテーブル板まで様々な材料が販売されています。
木曽ヒノキの端材です。メチャクチャ目が詰まった良材です。
紫檀の木っ端材です。箸の材料だそうです。木工教室の教材などに使えそうですね。
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