2011年4月21日 学習・研鑽
SAREXワークショップ@こもだ建総
本日はSAREXのワークショップで埼玉県さいたま市の「こもだ建総」さんにお伺いいたしました。有名な「こもだ建総」さんの現場と事務所を見学できるとあって、たくさんのメンバーの方が参加されていて、マイクロバスで移動です。
現場を拝見しました。どこの現場もしっかりと現場管理がなされていることで有名な工務店さんです。
現場には、家造りの流れや担当スタッフなどが載せられた看板が設置されており、地域の方々に自社の家造りの考え方をしっかりアピールされています。
佐藤専務から現場の説明がありました。壁下地は、ハイクリンボードの石膏ボードが使用されており、この上に漆喰を塗るそうです。
大工さんは自社で育てる仕組みが確立されていて、入社してから3年~5年で一人前になるそうです。 菰田社長の「技能は未来を拓く」のお考えから、社内できちんと修行をさせ、試験を受けるなど、しっかりとした育成システムがあります。
続いて、事務所にお伺いしました。
本日は菰田社長があいにく都合がつかないとのことで、ビデオメッセージを拝見しました。名物社長にお会いできなかったのは残念です。
事務所の様子です。皆さん礼儀正しく、とっても雰囲気のよい会社です。設計者は社内におらず全て外注とのことでした。
続いて、野辺さんから仮設住宅の現状や今後の動向などについてのお話がありました。仮設住宅って、実は建設コストよりもその後の維持管理、解体廃棄費用の方がかかるんですね。緊急性もありますが、実は同じコストをつかって、恒久住宅を建設することが可能です。テレビで見るプレハブの仮設住宅の居心地は相当に悪いそうで、中越地震での仮設住宅は結露がひどく、段差も多くて高齢者には大変不評なんだそうです。プレハブの仮設住宅と同じ価格、同じ工期で、日本の木を使ったもっと居心地のよい仮設住宅を建てることもできるのですが、悪平等という考えのもとこのような弊害が起きています。なんとかせんといかんですね。詳しくは、岩下さんが書かれたレポート(プレハブ応急仮設住宅の現状と抱える問題)をご参照ください。↓
http://www.sarex.or.jp/kasetuteian.pdf
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また食べてしまいました。〆のラーメン、、、。大勝軒のあつもりつけめんです。けど、美味しかった。
みんな元気です。
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