名工家合同安全大会

以前このブログでもお知らせしたとおり、我々あすなろ建築工房は、横浜・多摩地域において同じ思いを持つ工務店５社と共同して、「名匠家（めいしょうや）」というグループを結成し、実務情報を共有化しつつ次なる顧客創造へと向いたいと考えております。同じ工務店同士が競合してお互いをけん制しあうのではなく、お互いに職人や建築材料などを共有することで、各社の顧客満足度を引き上げ、「現場から顧客を創る・市場を創る共通化」を行っていく共同体です。

ついては4月28日に発足会を兼ねての合同安全大会を開催する予定です。あと2週間後の開催となります。我々名匠家よりも2年も前に、同じ考えの下に活動を開始した組織があります。名古屋の工務店4社が共同した「名工家」というグループです。本日はその名工家の合同安全大会が名古屋で開催されるということで、名匠家メンバー全員で勉強のため参加させていただきました。

ホテルの宴会場を借り切っての安全大会です。皆さん真剣な面持です。

阿部社長の開式挨拶と山田SAREX理事長からの来賓挨拶の中で2015年問題について話がありました。皆で集まって考えて、競争力のある組織となっていく必要性を再確認致しました。

名工家メンバーのイトコーの伊藤社長の発案で活動されている「教室の空気はビタミン材運動」の説明がありました。地元の小中学校の教室の黒板脇の掲示板に地元の間伐材の杉板を貼って無垢の木材の持つ効用などを啓発していく活動です。6年生が自分の教室の掲示板にのこぎりで杉板を切って、金槌で停め付けていきます。卒業時にその杉板を外してメッセージボードに加工して卒業していきます。次年度の6年生が同じように杉板を貼っていきます。無垢の木の住環境に対する効能を身をもって体験することができます。日本人の住環境の対する知識と要求が乏しい話を以前にこのブログでも書きましたが、この活動のように小学校の教育課程において「住環境」について教育していく必要性を感じていましたので、とっても共感できるお話でした。是非横浜でも活動をして行きたいです。

名工家の各工務店から、その年に現場マナー向上の活動などについて貢献した協力業者さんの表彰が行われました。

名工家メンバー全員の集合写真を撮影されていました。同じ志で前を向いて突き進んでいく人たちのパワーを感じることが出来ます。

最後の懇親会にも御邪魔させて頂きました。こうして一同に集まることで協力業者さん同士での交流も広がり、皆がそれぞれ力を付けて行く姿を拝見しました。

我々、名匠家の合同安全大会もいよいよ2週間後です。まだまだ準備が必要だということも分かりました。本日はありがとうございました。