2012年6月19日 学習・研鑽
うちエコ診断
二日間缶詰めで「うちエコ診断書員養成研修会」に参加してきました。うちエコ診断とは環境省が進めているプロジェクトで専用ソフトを使用して、各家庭のエネルギー消費量等を測定し、省Co2・省エネ対策を行うものです。
http://uchieco-shindan.go.jp/prepared.php
この事業は平成24年度 家庭エコ診断推進基盤整備事業(環境省委託事業)として、環境省からうちエコ診断全国事務局(一般社団法人 地球温暖化防止全国ネット:JNCCA)と弊社が加盟するJBN(工務店サポートセンター)に 委託された事業です。今回の研修会は、この「うちエコ診断」を行う民間企業の診断員を養成するプログラムで、我々JBNのメンバー以外にも上記の企業からも参加しています。
うちエコ診断は、専門ソフトを使用して、「うちエコ診断員」として登録された専門家が各家庭の皆様とコミュニケーションしていきながら診断を行っていくものです。
診断の流れとしては以下となります。
①事前に光熱費や家電製品の使用状況等について簡単な調査票(アンケート)を記入頂く。
②データをソフトに入力して、診断スタート。
③うちエコ診断員が専門ソフトを使用しながら、家庭のどこからどれくらいCO2 が排出されているのか見て行く。
④各家庭でのライフスタイルや、住まいの状況に合わせて、家庭で効果がある温暖化対策を提案する。
40分くらいの診断で上記のような診断結果が出てきます。各家庭での取り組みによって、いかにしてCo2の削減を広げていけるか目に見える形でご提案することができます。当然ながらCo2 削減だけでなく、家計の支出削減にも大きな効果が得られます。
2日間の講習の最後には、筆記試験のほか、診断のロールプレイングの試験もあり、結構ハードな内容でした。国から派遣される診断員という位置づけとなるため、エコやエコ設備に関する知識がない人やコミュニケーション力がない人は診断員になることはできない、ということで厳しい試験でしたが、無事合格することが出来ました。
後日、資料が揃い次第、OBのお客様を中心に診断のお誘いのご案内をお送りします。「私の家にも来て!」という方がいらっしゃいましたら、メールなどでご連絡ください。なかなかよく出来た診断ソフトですので、きっとお役に立つと思います。
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