2013年5月23日 リフォーム
木フェンス取り替え工事
木のラチスフェンスがシロアリ害にあってしまったとのご連絡を頂きました。
レッドシダーの4×4材がそのままコンクリートに埋められて支柱になっています。ここからシロアリが巣喰っていったようです。
見た目には、何の被害もないようにも見えますが、手で触ってみるとスカスカしてしまっていて、風でも倒れてしまいそうです。
実際に解体してみるとご覧の通り、見事に中はシロアリに食べられてしまってスカスカです。
そこで、今後も長く安心してお使い頂くために、「イペ」という南洋材による改修工事をご提案させていただきました。
イペは、ブラジル、ペルーなど南米アマゾン川流域に生育する木材で、とても硬く、木肌は緻密で、反りやひび割れが少なく、耐水性、防虫性に優れているので、外部のデッキ材にはうってつけの材料です。船の甲板や桟橋などに用いられている材料で、横浜大桟橋に使用されている材料です。
改修後です。どうですか?いい感じに仕上がりました。
イペは、ヒノキやレッドシダーに比べると何倍も高い材料ですが、塗装などのメンテナンスが不要なので長い目で考えるとリーズナブルな材料です。あすなろ建築工房では外部デッキを作る際には標準仕様にしています。
ベンチは、余った端材で大工が作ったそうです。こんなプラスアルファが私も大好きです。お客様にも大変喜んでいただけました。
この坪庭とフェンスには、これからお客様がガーデニングやハンギングフラワーで飾られていくことと思います。ビールを楽しめる庭になりましたね。お客様のブログにも紹介されていますので、是非ご覧ください。↓
http://ameblo.jp/kawaiimaron/entry-11536402798.html
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