2013年7月26日 材料・仕上・工法・設備

内装壁材の吸湿性能実験

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内装仕上げ材の吸湿性能実験を行いました。写真のように密閉されたボックスの中に壁に見立てたA4サイズの壁サンプル材を貼り付けます。

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箱の中に湿度計を入れ、80度のお湯の入った御茶碗を入れて、湿度の変化を見ます。

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結果はこのとおり。一番吸湿性能が悪いのは、当然ビニルクロスで、珪藻土が性能が良いことが分かりました。しかし珪藻土の種類によって性能に差があることも分かりました。和紙の性能も悪くないことを確認できました。

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念のため、湿度計に誤差がないかの確認もしています。誤差は2%でしたので、実験結果は、誤差は許される範囲であることが分かります。

今回は時期的に室内がもともと湿度が高い状況での実験でしたので、もともとのサンプル材がある程度吸湿してしまっていた可能性もあると思います。もう少し乾燥した季節に再度実験してみたいと思います。



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