戸部の家　上棟式

本日はオルタスクエア設計の戸部の新築住宅の上棟式が執り行われました。基礎を造った鳶の頭（かしら）とお施主様に建物の四隅をお清めしてもらい、お祝いの乾杯をしました。

狭小敷地でかなり蒸し暑い環境ということもあって、上棟式はすぐ近くのお店に移動して開催いただきました。設計のオルタスクエア坂内さん、鈴木さんから御挨拶いただきました。

お祝いの宴会の中締めには鳶頭から木遣り（上棟のお祝いの歌）もお贈りさせていただきました。

上棟式を行うことはお施主様にとってはそれなりの費用負担となってはしまいますが、家にとってはご出費頂いた以上の価値を持たせることが出来るものと感じています。家はイキモノであり、またそれを造る者たちもまた意思を持って家造りをしていることもあって、上棟式にはいろいろな関係する人たちの思いがそこに込められるものだと思います。お施主様にとっては、これから実際に家を造っていく職人の顔と名前を覚えていただくことが出来、大工や職人にとっては、そこに実際にこれから住むその人をイメージしながら家づくりに取り組むことが出来ます。量産メーカーのプレハブ工場で作る家でなく、現場で大工と職人が造る家は、長く住み続けてからその違いが顕著になります。

これから社員、協力業者一同、最高の品質で施工を行って参ります。上棟おめでとうございます。