「家を建てたくなったら」

先日、お打合せの際にお客様が「関尾さんが説明された内容と同じことが書かれていました」とお持ちになった本。お盆休みの間に読ませて頂きました。感想は「家づくりを完璧に理解されていて、客観的に常にお客様目線で書かれている」ということ。これまでいろいろ家づくりに関する本を読ませて頂きましたが、ある特定の材料や工法を売りたいなどの私欲が裏に感じられる設計者目線や施工者目線やメーカー目線で書かれたものがほとんどでした。この本は常にお客様目線で書かれており「ここに書いてあることはすべて正しい」と断言できる内容でした。これから設計依頼を頂くお客様には「事前に読んできてほしい」と思わせるほどです。「どんな暮らしがしたいのか」「一応をやめる」「愛着のある家が長持ちする家」など普段私がお客様にご説明していることがしっかり書かれていました。「私が自分で書いたのかも」と思うほど。「こんな本をいつかは書きたい」と思っていたので、少々悔しいです。(^^;
題名の通り、家を建てたくなったら、是非読んで頂きたい一冊です。