2018年1月12日 学習・研鑽

街の再生の仕掛け

 

川崎日進町の「unico」というクリエイティブ複合施設と「日進月歩」というゲストハウスを見学してきました。これは業界で話題のNENGOさんがプロデュースした施設です。

http://www.nengo.jp/

日進町という労働者の街だった地域を人が集まる施設を点在させることで再生させることを行っています。NENGOの的場社長は、実は私とは中学校の同級生なんです。あすなろ建築工房の設立の際にはいろいろと相談に乗ってもらいました。

まず「unico」から。

http://unico.link/

解体される予定だった古いコンクリート造の建物を「発酵してる?」をキーワードにフルリノベーションされています。1階は誰もが気軽に立ち寄れるカフェスタンド。

 

 

2階は「中目卓球ラウンジ川崎分室」。卓球場とレストランの複合店舗。

 

 

途中階はシェアオフィス。

 

 

最上階はフリーレンタルスペース。

 

 

サインはシンプルだけど分かりやすい。コストをかけずに効果的なサインです。

 

 

もともとの建物内にあった備品類がアートとして活用されていました。

 

 

間仕切壁の一部。最後まで仕上げないこの感覚が新しい。取り合いがなければ作業も省略化できますね。

 

 

夜の日進町を移動して、二つ目の目的地である「日進月歩」へ。

https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/166245/166245.html

 

 

築50年以上の労働者向けの簡易宿泊所をインバウンド向けのゲストハウスとしてリノベーションされています。

 

 

中は見学者で大賑わい。

 

 

 

 

客室内は地元のアーチストによるアートで飾られていました。

 

 

簡易宿泊所って初めて入りました。なかなかディープな空間です。

NENGOさん、ありがとうございました。

 

 

見学の後は、JBN、SAREX、名匠家、KKBなどなどいろんなところでご一緒する富士ソーラーハウスの大澤社長とこれまたディープな川崎の焼肉屋さん。お疲れ様でした。



他の記事をみる