2018年6月4日 あすなろ建築工房の日常
社員旅行2018in山形 二日目
社内研修旅行2日目は、レンタカー借りて、鶴岡、酒田方面の観光に行ってきました。
まずはスタッフからのリクエストが多かったクラゲミュージアムこと鶴岡市立加茂水族館へ。
クラゲの姿は癒されますね。
動画もどうぞ!
ウミネコの餌付けもしていました。
ナイスキャッチ!
お昼ご飯は、坂田漁港で。
海鮮丼を頂きました。美味しゅうございました。
そして、今回の山形旅行の一番の目的である土門拳記念館へ。
建築設計を志すものなら必ず見ておかなければならないとも言われる建物。
30年近く前から行きたくても、なかなか行くことができなかった場所です。
空間、材料、全てにおいて妥協のない研ぎ澄まされた彫刻のような美術館です。
あ~、外もカッコいい!
コンクリートのコア抜きして透過性を持たせ、端部を柔らかく見せています。
サインボードのように溶け込ませた防火扉。憎いな~。昔、施設設計やっていた頃は、こんなディテールが大好きでした。
裏方のトイレの入り口。
壁の仕上げはコンクリートのたたき仕上げ。ビシャンとも言われますが、タガネで一生懸命にコンクリートの表面を凸凹に仕上げたものです。気が遠くなるような作業。
コンクリートの力強さが感じられます。
トイレのブースの中まで、叩かれています。すごい。
谷口建築をたっぷりと堪能させていただきました。
土門拳記念館の近くにある「山居倉庫」を見学してきました。
米を備蓄していた(今もしている)ということで、屋根と壁の通気がしっかり確保された倉庫が活用されていました。
屋根の良く見ると二重構造で、屋根面に注がれた太陽熱はこの隙間から逃がされ、室内の温度を一定に保つことが出来ます。
建物の西側は、西日が強く差し込む面。ここも壁が2重になって通気層が確保されていました。
通気層となる壁の中です。右側の板壁で雨風をしのぎ、左側の漆喰壁で熱と湿気から内部を守っています。
防犯も工夫がいろいろ。
防火用でしょうか、屋根に降った雨水も一度溜めてから流すようになっています。
西側のケヤキ並木でグラビア風に一枚。
倉庫間にある中庭は気持ちのよいカフェになっていました。
今日もアイスクリーム。
こちらは日本酒を試飲。
そして銀山温泉の街散策。
うーん、ここに泊まりたかった。予算の関係で、今晩も宿泊は山形駅周辺のビジネスホテルなんです。
足湯。
隈研吾のリフォームで有名になった旅館。
敷居が高そう。いつか泊まってみたい。
エントランスの屋根に苦労の痕が。リニューアル後もいろいろ修繕したようです。
銀山温泉の奥にある白銀の滝。
マイナスイオンたっぷり。
二日目の夜も山形郷土料理を頂きました。
お刺身たっぷり!
美味しゅうございました。
〆は山形名物 冷やし肉ソバ。
大変、美味しゅうござました。
二日目も盛り沢山でした。三日目に続く。
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