あすなろ建築工房の名付け親

あすなろ建築工房の名付け親の通夜に参列して来ました。私が前職を辞めて木造を修行しているときに紹介で知り合った友でした。享年４８歳、奥様とご旅行中の虚血性心疾患とのことです。同い年ということもあって、会社のこと、家族のことなどいろいろ相談に乗ったり、乗ってくれたりという間柄でした。９年前に私が会社を興すことになったときに、一緒に岐阜県東白川村に旅行に行き、山小屋に泊まりました。暖炉に火をくべながら「会社の名前をどうしようか？」と話をして居たとき木曽の五木（ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ・サワラ）」の話になり、「アスナロってよくない？」って提案をもらい、現在の「あすなろ建築工房」の名前をつけるに至りました。その後も会社も近所ということもあり、同じ経営者として、一緒に学び、一緒に遊んできました。「２０年後のリタイア後も一緒に遊ぼう」なんて話もしていて、「お互いに趣味を充実させなければ」って話をしていました。この春に「そろそろ１０年経つので」ってことで、実は来週、思い出の東白川村に一緒に行く約束もしていました。そんなところに今回の訃報が届きました。今はご冥福を祈ることしか出来ません。ぽっかりと穴が開いてしまった感覚です。とても寂しいです。写真は９年前の東白川村で撮った写真です。心よりご冥福をお祈りいたします。