2018年11月19日 材料・仕上・工法・設備
建築の素材
以前より行きたいと思っていた「江之浦測侯所」を拝観してきました。
https://www.odawara-af.com/ja/enoura/
期待以上の中身の濃いものでした。自然と時間を感じながら建築を楽しめる数少ない施設と思います。
現代美術家・杉本博司氏が構想10年、設計10年の歳月を経て、創り上げた美術館と言っていいのか、博物館と言っていいのか、ランドスケープと言っていいのか分かりませんが、そんな施設です。
相模湾を望む1万1500坪の敷地に、冬至と夏至の朝日を観測し、地球の偉大さを感じる建物のほか、茶室や舞台などの建築作品が建っています。
もうとにかく建築を身体で感じることが出来ます。
身体の持つ感覚をたくさん使って、身体全体で感じる施設なんです。
芸術作品もあれば、
自然との融合もあります。
ランドスケープも大変勉強になるものです。
また、もう一つ見ておきたいことが素材の多さです。本物の素材が形を変えて、存在しています。「こんな使い方があったのか」と気づかされます。ものつくりをしている人にはとっても勉強になるものです。以下、ここで撮った素材集です。備忘録として残しておきます。
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