2019年9月9日 不具合・問題・調整

台風被害にあった際に気を付けること

昨晩の台風はすごかったですね。皆様、被害はございませんでしたでしょうか。朝、出社すると事務所のシャッターが風にあおられて、レールから外れてしまっていました。

 

車を出すことが出来ません。

 

こんな時は三塚が大活躍。バッチリ修理してくれました。

 

不幸中の幸いか、あすなろ建築工房で新築工事をさせていただいたお客様のところでの雨漏りや甚大被害はゼロでした。リフォーム工事のお客様や近隣の方から、「屋根瓦が飛んだ」「フェンスが倒れた」「扉が飛んだ」「雨漏りした」などのご連絡を頂き、監督スタッフは大忙しの一日となりました。電車が止まってしまっていた影響で、今日は一日中、道路が完全麻痺状態でした。グーグルマップを見ると周辺道路がずーっと真っ赤でした。崖崩れも多いようで未だに通行止めも多数です。たった数キロの移動で2時間、3時間かかったとのこと。

家のご近所も朝から停電したままとのこと。この暑さでクーラーも冷蔵庫も使えません。「今晩は車で寝る」なんて話も聞いています。

 

以前にブログでも書いたのですが、台風にて被害にあった場合の注意事項をまとめておきます。

・火災保険の風災適応になる場合がほとんどなので、火災保険を確認。(風災オプションには入っておきましょう)

・火災保険は「自分の家」に入るもの。なので風災についても自分の家だけが保険対象です。自分の家の何かが飛んでお隣を壊してしまった場合、お隣の家の修理には保険が適用されません。お隣の家は、お隣の家で入っている保険で直してもらうことになります。

・被害状況を細かく撮影しておきましょう。あとで保険を申請する際に必要となります。全体の状況、飛散の状況、飛んだものの状況、家の状況など関係性が分かる写真を撮影しておいてください。

・被害の状況を家守り工務店に連絡。出来るだけ早い方がよいです。工務店は緊急性を有する依頼からの対応となりますが、応急処置後は公平を期して、申込順での対応になることが多いので。

・大きな災害の場合には、工務店は当然ながら自分の顧客を優先することになります。緊急性を有する場合を除き、飛び込みの依頼はどうしてもその後になってしまいます。主治医(かかりつけ医)と言えるような「家守り工務店」を普段から持っておくべき。

 

ちなみに瓦屋さんは本日だけで300件の依頼があったとのことです。依頼が遅れると数か月待ちになってしまいます。

火事場泥棒的な悪徳リフォーム会社が出てくることも十分に考えられます。実際に昨年の大阪ではそのような奴らが荒稼ぎしたと聞きます。安心して依頼できる地元に根付いた工務店と普段から関係性をつくっていくことが大切です。

 



他の記事をみる