2019年12月17日 学習・研鑽
湿気対策とエアコン選定
昨日のBIS講習会のオプショナル講習として、「湿気対策」の講義を受講させていただきました。
会場は埼玉県上尾市の佐藤工務店さんのモデルハウス。佐藤さんは、新木造技術研究協議会(新住協)、JBN既存改修委員会などいろいろなところでご一緒させて頂くことも多く、断熱気密関しては私のお師匠さん的な方です。
本日の講義を頂くのは岐阜県の凰建設さんの森さん。一般社団法人「ミライの住宅」の代表理事を努めていらっしゃります。もともとの専門分野は環境工学だったそうで、温熱、エネルギーにはとてもお詳しい方です。
環境設計には欠かせない環境測定機器「ケストレル」の活用方法も伺いました。
これから換気計画、空調機器選定に迷わない設計が可能になるものです。床下エアコン、ロフトエアコン、階間エアコンなどを用い、家全体をエアコン一台で冷房、暖房を計画していく上で、適切な機器選定をするためには必要不可欠な知識です。改めて納得のことばかり。
知識不足だった湿度環境の知識が100万倍に上がりました。惜しげもなく知識を分けてくれる森さんに感謝。
最後は、パッシブ換気についてのお話。第一人者の山本亜耕さんの「パッシブ換気はみんなもの」というフレーズがいいですね。横浜という温暖地でも活用できることが分かりました。今後お客様にも提案していきたいと思います。
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