2020年3月25日 材料・仕上・工法・設備
治具(ジグ)
「大工さんってどうしてあんなに早く上手に出来るのだろう」と思うことって多いですよね。その答えの一つが「治具(ジグ)」を使っているからです。外壁の羽目板を留めるビスを締め付けている様子です。すごい速さでビスがまっすぐ一直線に次々に打ち込まれています。
その秘密がこれ。水平の糸を張って、そこに鉛筆の線を合わせ、板の上部に凹ませた穴に穴を空けています。この治具(じぐ)を用いることで、早く正確にビスの位置を定めて打ち込んでいます。
このような治具(ジグ)を作れるかどうかってところが、腕の良い大工さんの見極めとも言えます。
他の記事をみる