2022年2月3日 竣工後・メンテナンス・検査
結露の季節
朝晩が冷え込むようになってきました。このところは、六ッ川の家も朝起きると窓は結露でビショビショになります。昨日は天気が悪く室内干しにしていたこともあり、ダイニングの掃き出し窓はご覧の通りです。5年前に竣工した六ッ川の家は実験住宅の位置づけもあったので、いろいろな種類のサッシが付いています。アルミ、アルミ樹脂複合、樹脂、樹脂トリプル、木製などなど性能もピンキリです。
そして種類によって結露の仕方も様々。教科書通りの結露が起きています。
上記のアルミサッシの掃き出し窓は、ガラスも障子部分もビショビショです。ここまで結露すると結露を拭き取らないと木枠がカビたり腐ってしまったりします。朝の家事仕事が増える原因です。
アルミ樹脂複合サッシ。障子部分とガラスの周囲が結露しています。
樹脂サッシ。防火窓なので、網入りペアガラスにアルミスペーサーとなっているため、ガラス周辺部の熱伝導率が高く、周辺部が結露しています。
木製サッシ。障子部分の性能はよいので結露は無いのですが、ガラス窓の周囲に少しだけ結露が見られます。
樹脂サッシのトリプルガラス。流石にどこにも結露は見られません。家の窓全部がこの性能なら結露しない家になります。
上記について詳細を以前にコラムでまとめています。
https://www.asunaro-studio.com/column/2020/12176283.html
是非ご参考ください。
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