2024年3月14日 学習・研鑽

松川ボックス

「工務店イケオジ化計画」のメンバーで、西早稲田の「松川ボックス」を見学してきました。

このお家は、かの有名な宮脇檀(みやわきまゆみ)さんが設計した住宅です。

築53年のRCと木の混構造の小さな住宅です。

宮脇檀さんといえば、現在活躍されている建築家の多くが宮脇檀さんのお弟子さんの弟子、孫弟子という位置づけという感じです。

最近では伊礼智さんが有名ですが「芸大系」と呼ばれる建築家のほとんどは、宮脇檀さんまたはそのお弟子さんの教えを受けている形と言ってよいと思います。

宮脇檀さんの住宅は、打放しコンクリートの箱型構造と木の架構を組み合わせたボックスシリーズが有名です。
そのボックスシリーズの代表作となるのが、この松川ボックスとなります。

RCの外部構造に、内部の木架構が組み込まれている様子がよく分かります。

構造がこの松川ボックスは、元々は住宅ですが、現在はギャラリーとして公開されています。

本日は、「工務店イケオジ化計画」のメンバーでほぼ貸し切りの状態でいろいろ拝見してきました。

もともとは中庭を中心にして、中庭との一体感を持たせた構成であったお家です。
現在は、中庭を分割しているので中庭全体を楽しむことは出来なくなっています。

予約している1時間の間は「おしゃべり、お昼寝大歓迎」ということで、しっかり空間を堪能してきました。



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