2024年6月4日 あすなろ建築工房の日常

北海道社内旅行2024

前回のメルマガでもお伝えしたように、日曜日から火曜日にかけて、二泊三日で北海道に社内旅行に行ってきました。

社内旅行委員会を立ち上げ、旅行委員がいろいろと企画してくれました。
「旅のしおり」がこちら。
https://www.asunaro-studio.com/wp-content/uploads/2024/06/fa33a6cb05c94ea343a767920aefcdae.pdf

なかなかの出来栄えですね。

8年前にも北海道に社内旅行に行ったことがあるので、2回目の北海道社内旅行となります。
8年前の社内旅行の様子はこちら。

前回は富良野や旭川方面を回りましたが、今回は二泊三日で、函館、洞爺湖、小樽、ニセコ、札幌と回りました。
「家庭の事情で二泊三日が厳しい」というスタッフは二日目の朝から合流しました。

格安航空券のため、とっても朝早くに羽田空港から飛び立ちます。
羽田空港の出発ロビーで朝ごはん。

おつまみは崎陽軒の「しうまい」。

AirDOで出発です。

横浜周辺はあいにくのお天気でしたが、北海道のお天気はどんな感じでしょう?

飛行機の窓からみる五稜郭。
実は、私は北海道は過去におそらく10回以上訪問しています。
学生の頃には1か月近く、バイクでキャンプしながら回ったことがあります。
ということもあって、北海道のかなりの地域には行ったことがあったのですが、この函館のある道南地域には来たことがありませんでした。

空港からリムジンバスで函館駅に移動。
函館駅でレンタカーを借りて五稜郭に向かいます。

函館はちょうど「名探偵コナン」の映画の舞台となったそうで、盛り上がっていました。
イベントに内容がこちら。
https://conan.hakobura.jp/
次女がコナンのファンなので函館に行くと聞いて羨ましがっていました。(^^;

五稜郭タワーからの五稜郭
日本の土木建築技術の高さを伺い知れます。

一日目から参加の皆で集合写真。

五稜郭内部を散策。

函館駅に戻ってレンタカーを返し、函館の街を散策。

あすなろ建築工房の社内旅行は毎回食べ物にこだわるグルメ旅行でもあります。
まず最初の食事のランチは、ラッキーピエロのハンバーガー。
ラッキーピエロってご存じでしょうか?
最近ご当地紹介テレビで紹介されることが多く、函館では有名なファストフートレストランです。
私もリクエストしていました。

ラッキーピエロと記念撮影。

ハンバーガーの他に、カレーやオムライスなどがあります。

飲み物は「ラッキーガラナ」、付け合わせは「ラキポテ」
これが定番!

大変美味しゅうございました。
人気があることがよく分かりました。

お腹一杯になった後も、引き続き函館観光。
金森赤レンガ倉庫、函館レトロ建築散策。
古いお家や商店が数多く残されています。

函館は坂が多い街。
この坂もコナンの映画の舞台となったそうで、観光客が数多く撮影していました。

古い街並みに路面電車が似合います。

私たちも記念撮影。

函館市旧イギリス領事館(開港記念館)」を見学。
遊んだり、食べたり、飲んだりするだけでなく、ちゃんと建築見学もしています。(^^; 
大正時代初期に建てられ、昭和9年までイギリス領事館として使用されていた建物。

館内では、記念撮影用の当時の洋服などの貸し出しがあり、しっかり記念撮影。

顔出しパネルがあれば、必ず撮影。(^^;

余談ですが、この日の函館は6月とは思えない冷え込み。
シャツにウインドブレーカー一枚だとかなり寒い。
ということで、函館市旧イギリス領事館オリジナルパーカーを購入。
私も含めて4名が道中は着用していました。(^^;

続いて「旧相馬家住宅」を見学。

明治末期に函館の発展に貢献した豪商の相馬哲平の私邸として建築されたお家です。
とても良い材料と名工の腕で造られたことが分かります。

華美な部分は無く、質素な空間で、上質なお家でした。

現在は建物が複数建ってしまっていますが、当時はこの屋敷から函館湾を眺めることが出来たそうです。
港に押し寄せたアメリカの軍艦の様子を当時の函館の名士がここから見ていたようです。

蔵に掲示されていたフルベッキ写真と呼ばれるもの。
過去にも別の場所で拝見したことがあります。
勝海舟、西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、小松帯刀、伊藤博文、木村益次郎、桂小五郎、高杉晋作、中岡慎太郎、江藤新平、大隈重信、陸奥宗光、横井小楠、岩倉具経といった維新の志士の集合写真です。
西郷隆盛のイメージがまったく違うことに驚かされたことを思い出しました。

オヤツは函館の旧市街の街並みにある「茶房 菊泉」さん。
大正時代の酒問屋別邸だった建物を喫茶店として活用されています。

ハンバーガーを食べたばかりというのに、お団子です。

とはいいながら、しっかり頂いてきました。
お店の方も親切で、楽しいお茶の時間を楽しませて頂きました。

お茶の後は「旧函館区公会堂」を見学

明治末期に建てられた重要文化財。
当時としてはかなりのハイカラな建物だったことが伺い知れます。
一時期はピンク色にも塗られていたそうですが、数年前に建築当時を再現した黄色とブルーグレイのオリジナルカラーに戻されたそうです。

2階には豪華な豪華な大広間。

大広間に面したバルコニーからは函館港を見下ろすことが出来ます。

他にも教会など複数の建築物を訪問してきました。

函館を訪問した一番の理由が函館山からの夜景を眺めること。
ロープウェーに乗って山頂に向かいます。

山頂で記念撮影。

山頂は多くの人で賑わっていました。

記念撮影するのも一苦労。

憧れの函館の夜景を拝見することが出来ました。

夜はジンギスカン。
地元でも人気の「焼いてもらうジンギスカンひつじ亭 」を貸し切りさせて頂きました。

自分で焼くことは出来ません。

お店の方が、上手に美味しく焼いてくださいます。

臭みがなく、羊肉が苦手なスタッフも美味しくいただくことが出来ました。

大変美味しゅうございました。

このためにわざわざ購入したジンギスカンTシャツ。
お店の方からも「どこで購入したのですか?」と聞かれていました。

夕食後は元気な有志でバーで二次会。

初日から飛ばしています。

二日目の朝。
昨晩はしゃぎすぎてお疲れのご様子。

函館朝市で朝食。
昨晩のお店の方にお伺いしたお勧めの「きくよ食堂」さん。

ウニ、ホタテ、イクラ、エビなど函館で採れたての魚介のどんぶり。

朝から美味しゅうございました。

朝市を散策。

函館で開催中のスタンプラリーも7か所をクリアし、オリジナルステッカーもゲット。
コナン好きの娘にお土産も出来ました。
ここで二日目から参加のスタッフと合流。
朝早くに羽田を飛び立ち、函館駅で合流しました。
あいにくスタッフの一人が旅行前にコロナに感染してしまったため、一人欠席で合計16名の旅となります。

函館駅でレンタカーを借りて、小樽に移動です。
北海道は広い。
移動時間に相当な時間を使います。
午前中は移動だけで終わりになります。
移動途中の昼ごはんは、途中の倶知安の「札幌らーめん 大心 ニセコ店」となりました。

本場味噌バラチャーシュー麺。味玉、コーントッピング。

全員でラーメンです。
大変美味しゅうございました!

道中はソフトクリームを売っていると誰かが食べてます。

やっと小樽に到着。

小樽の街を散策。

2日目の宿泊先はニセコの温泉宿「月美の宿 紅葉音」。

豪華な宴会料理でした。

こちらも大変美味しゅうございました。

食後は元気な人の有志で、倶知安の街へ繰り出しました。
一番の繁華街?に到着。

スナックでカラオケを楽しみました。

宿に戻ると部屋飲みの人たちが、、、。
皆元気ですね。

三日目(最終日)の朝。
食事前の早朝に気球搭乗体験。
風のない時間でないと気球は飛ばせないので、早朝の時間に集合です。

高いところが苦手なスタッフも頑張りました。


搭乗の様子を動画でどうぞ。

楽しい体験となりました。

気球搭乗体験から宿に戻ってから朝食です。
朝から豪華です。
朝食後にまた移動です。

社内旅行最終日の午前のメインは「ウポポイ民族共生象徴空間」。

映画『カムイのうた』を観てから「行きたい」と思っていた施設です。

入口の回廊では、コンクリートの壁に木々や動物が描かれているのですが、遠近感のある描写で、まるで森の中にいるような感覚になります。

コンクリート打ち放し壁をハツって絵を描いていました。

近寄ってみると、点描画のように点でコンクリートの地肌を削っていることが分かります。

国立アイヌ民族博物館

映画『カムイのうた』に出てくる登場人物が紹介されており、興味深く拝見させて頂きました。

古いアイヌの家屋(チセ)の再現。

伝統的な狩猟具の体験。

民族衣装で記念撮影。
ハードスケジュールのために滞在時間は十分とは言えませんでしたが、いろいろ楽しむことが出来ました。
基本的にはアイヌ文化についての表面的な展示という感じで、個人的には過去の歴史についてもっともっとしっかりと事実を展示して欲しいものだと思いました。

社内旅行最終日のランチは札幌市北区の「sapporo soup curry dip」でスープカレー。

三種のスープから味を選び、トッピングで具材を追加します。

私は濃厚スープに4種のウィンナー(あらびき・バジリコ・チョリソー・行者にんにく)にしました。
メチャクチャ美味いしかったです。
今まで食べたスープカレーの中でNO.1です。
また食べたい!

皆も大満足の様子です。

最終目的地は「モエレ沼公園」。
私は今回で3回目の訪問。
昔は多くの来園客で賑わっていましたが、今は人もまばら。

中央のモエレ山に登りました。
おじさん、おばさんにはかなりきつい。

絶景を楽しむことが出来ました。

レンタル自転車で公園内を散策。

短い滞在時間の中で、テニスコートでテニスを楽しむ者も。

テニスを楽しむ様子もどうぞ。

ガラスのピラミッド。
ここも昔は多くの人で賑わっていたのですが、誰もいません。

せっかくの遊具も壊れたままで、ロープが張られ「遊んではいけません」の表示が。
噴水も池も水がありませんでした。
財政難なのか分かりませんが、イサムノグチも悲しんでいることと思います。

北海道社内旅行の最後は、最近千歳空港での搭乗までの過ごし方の定番となっている「松尾ジンギスカン」。

お昼のカレーがたっぷりあったので、お腹はまったく減っていなかったのですが、せっかくの北海道の最後と言うことで、しっかり頂きてきました。

ギリギリの時間まで飲み続けました。

ここのジンギスカンも大変美味しゅうございました。

前回の札幌訪問の際に購入し損なった「らっきょのチキンスープカレー」も無事購入。
アルティザン建築工房の新谷さんの奥様のお勧めです。

帰路に就く飛行機の窓からは夕日と雲海を楽しむことが出来ました。

よく遊び、よく学び、よく食べ、よく飲んだ旅行でした。
お疲れ様でした。
さて来年はどこに行きましょうかね?
明日からまた頑張ります。



他の記事をみる