2020年4月1日 材料・仕上・工法・設備
もしも家族が感染したら
感染拡大が進んでおり、「もしも家族が感染したら」を考えなければならない状況となってきました。日経にも専門家のインタビュー記事がありました。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/00839/…
もしも家族が感染したら、軽症の場合は入院でなく自宅療養となる可能性も高くなります。
自宅療養の場合、専門家も「換気による室温の低下や上昇に注意してできる限り多くの換気量を確保し、換気経路の風下側で療養するように」としています。
ほとんどの住宅の場合は、「第三種換気」と呼ばれる換気方法となっていて、トイレや浴室の排気ファンで排気し、寝室や子供部屋などの居室の給気口から給気しています。
隔離する部屋となりうる寝室や子供部屋などの個室はどうしても風上側となってしまい、かつ換気量も足りません。
そこで「もしも家族が感染したら」の場合の対策を考えてみました。(写真)
個室の窓を15cmほど開けて、そこにダクトファンを設置します。
ネットで1万円以下で買えるものです。ダクトもホームセンターでもネットでも売っているものです。
窓に開けた15cmの隙間を段ボールで埋めて、そこに100φの穴を開けて、ダクトを接続します。
窓外の外部で雨の掛かりがないところにダクトファンを設置して排気します。
トイレや浴室の排気ファンはオフにして、療養部屋を負圧状態にします。
もしもの場合だけど、「もしも家族が感染したら」この方法が安くて早くて確実ではないかと思います。
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