2010年7月23日 現場報告
プレカット打合せと材料確認
本日は中田北の家の構造材プレカットの打合せに行ってきました。静岡県富士市のマルダイさんです。車で横浜から2時間くらいで到着です。
打合せは、意外と時間がかかって2時間半ほどかかりました。FAXでもやり取りできるのですが、やはり顔を合わせて打合せするのが一番です。じっくりいい打合せが出来ました。
打合せの後は、実際に使用する材料を見せて頂きました。静岡県産材がメインです。
梁材です。プレナー加工されていない材ですが、今回は化粧なのでプレナー加工してもらいます。
通し柱は岡山県の乾太郎というブランド材を使用する予定です。乾燥がしっかりしており、狂いがありません。背割りありのものを使う予定です。
背割りありの柱材です。
森林認証材の取扱が行われています。トレーサビリティーもしっかりしています。森林認証材は他の材料と違って、置場からなにまできちんと管理されています。
節の入り具合を確認させてもらいました。上から2番目くらいの予定です。
朝青龍の肖像画まだありました!
ちきゅう住宅の増改築モデルもまだ置いてあります。今年のジャパンホームショーも展示するのかな~。
私の家の家具や壁に使用した。桧合板です。この材だとオール国産材です。
椰子の木だそうです。外構の枕木などに使われるそうです。腐らないが虫が付きやすいそうで、扱いは難しそうですが、何かに使えそう、、、。
内装に使う杉の羽目板をいろいろと見せてもらいました。サンプルをらくさん貰ってきました。
長期優良住宅に使用される羽柄材の置場です。
長期優良住宅は、国産材の使用が義務付けられています。羽柄材はなかなか国産材で揃えるのは難しかったのですが、もうちゃんとストックされているので安心です。
マルダイさんを後にして、「富士ひのき」さんの製材工場を見させてもらいに出かけました。朝霧高原に向かって車を走らせます。原木市場の様子です。
「富士ひのき」の製材所に到着です。
本日伐採したばかりの原木です。
皮むきされた材が製材されています。
製材され乾燥を待つ材料です。これも森林認証材なので、きちんと管理されています。
乾燥釜の様子です。低温乾燥釜です。
検品後、NGとなった材料です。風で倒れた材で傷があったり、ねじれていたり、丸身があったりしています。
含水率、ヤング率の計測を待つ材料です。
水分検査器(含水率測定器)です。マイクロ波により含水率を計測します。背割り材で20%以下、背割りなし材で15%以下だそうです。
グレーディングマシン(ヤング率測定マシン)です。
出荷を待つ材料です。含水率、ヤング率が一本一本に印字されています。
森林認証材はこのようにシールが貼られています。
ブランドの証のシールです。
しっかり管理され、性能もしっかりしたとても良い材料です。
プレカットの打合せも完了し、材料の確認できました。来月20日に上棟予定です。お楽しみに。
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