2022年8月25日 お知らせ
NHK首都圏情報 ネタドリ!に出演しました
以前に取材を受けていた番組が本日、放送されました。
NHK総合1「首都圏情報 ネタドリ!」19:30~19:57です。
『木がない! 広がる“ウッドショック”の波紋』という番組です。
実は7月にNHKから取材を受けていました。
「ウッドショック」についての取材です。
事務所で建材の値上がりについてのお話をさせて頂き、現場にもご案内して、「どのような建材が値上がりしているのか、入手が困難なのか」についてお話しました。
ウッドショックから、建材ショックに繋がり、さらにロシアウクライナショック、原油ショック、円安ショックに関係するさらなる建材ショックでの、工務店の苦難についてお話しました。
この一年で、あすなろ建築工房の家づくりの内容も変更を余儀なくされました。
まずは梁材のほとんどが、国産材に置き換わりました。以前は柱間のスパンを飛ばすためと断熱材の厚みを確保するために、強度が出やすい米松の梁を一部に用いていたのですが、入手が難しい(不安定)こと、価格が高止まりしたことから、スギやヒノキの国産材に切り替えました。
米松と比べるとスギやヒノキは強度が低くなるので、同じ強度を確保させるためには「1サイズ(30mm)」ほど梁の背が大きくなります。
材木としての材積が大きくなるため、設計的には断面的な検討が大変になり、施工的には重量が増えるので、いろいろと負担が増えてしまっています。
ウッドデッキ材も入手が困難になり、手に入るものの中で最善のものでいろいろと変わり続けています。
外壁の耐力面材も同じく、手に入るものの中で最善のもので変わり続けています。モイスがやっと来月から普通に入手できるようになるようですので、ようやく元に戻ります。海外製の食洗器は相変わらずの入手困難が続いています。合板も相変わらずです。外壁や屋根や雨樋のガルバリウムも爆上がりしました。
今後も鉄筋、コンクリート、各種面材や住宅設備の値上がりが予告されています。
この1年で想像しえないほどの建材値上がりが生じてしまい、お待ちいただいていたのに、結果として家づくりを諦めざるを得ないお客様も出てきてしまいました。
本当に心苦しい限りです。
大河ドラマのクッキーが届いていました。
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