オルタサークル総会＆勉強会

本日はオルタサークルの総会が行われました。サークルのメンバーが全員集まるのは久しぶりです。

サークルの会長の吉田さんから、義援金についての説明がありました。今回オルタサークルでは、サークル会費から100万円を被災地に送ることに致しました。オルタサークルは生活クラブ生協の組織の一部であるオルタスクエアの趣旨に賛同して集まったメンバーであるので、義援金は生活クラブ生協の「緊急カンパ」に協力する形で送ることになりました。生活クラブ生協では、すでに4000万円分の支援を実施しており、今後も第一次産業の復興支援や災害ボランティア・NPO活動への支援に使われるそうです。

引き続き、総会の討議が行われました。

皆さん真剣に話を聞いておられます。

総会の後は、生活クラブの五十嵐副理事長にお越し頂き、「生活クラブと福祉運動」について講義頂きました。生活クラブでは、皆さんご存知の通り、協同組合に必要な民主的な組織運営がされていて、みんなで話し合って物事を決定し、誰かに任せるのではなく、自主運営と自主管理が徹底して行われています。今後の高齢化社会に向けて、参加型福祉のあり方が今後必要になることなどについて講義頂きました。具体的に統計のグラフなどで詳しくご説明頂き、新聞やTVなどで得られる情報でなく、今の福祉が直面している現実および今後の福祉のあり方などのお話を頂きました。我々、家造りに関わる身として、今後は家造りだけでなく、そこに住む人たちが、住みなれた地域で生活を可能とする地域社会を形成することができるモデルを造って行かなければならないということです。また、生活クラブの福祉活動は、「たすけあいネットワーク」というネットワークがあり、今回の震災ではこのネットワークが大変有効に機能していたことなどがよく分かりました。

勉強会の後は、場所を移して懇親会です。震災後の情報交換の場として、とても盛り上がりました。