2008年7月22日 リフォーム
リフォーム工事は楽しい?
本日はリフォームの現場の監理に行ってきました。三井木材によって20年前に建てられた住宅を全面的に内装をリフォームしています。三井木材という会社は今はもうありませんが、その後三井ハウスになった(三井ハウスももうないですが)なので、「在来工法」と思っていたら、実際に内装の解体を始めたら、2階の床梁と土台が鉄骨でした。当時の図面を見ても、どこにも鉄骨の梁が入っていることは分からなかったので、ビックリ。在来木造であれば、補強しながら構造体についても改修していくことができるのですが、さすがに鉄骨の梁を現場で切ったり貼ったりできないので、計画内容を少々見直す必要が出てしまいました。リフォーム工事ってフタをあけてみないと分からないとはよく言ったもの。どうしても現場段階での変更設計がどうしても多くなってしまいます。リフォーム工事の設計監理を設計者が嫌がるのはこれが理由のひとつ。とはいっても、リフォーム工事って今住んでいる家に問題があるからお客さんは工事をするので、必ず今よりも良いものになるのでお客さんは必ず喜んでくれるというのも事実です。何が起こるか分からないのがリフォーム工事ですが、出てきた問題を現場で一つ一つ解決していくという楽しみがあるとも言えます。(大変ですけど、、、(^。^;;)
他の記事をみる