2024年8月8日 学習・研鑽

SAREX構造力解明委員会

「SAREX構造力解明委員会」の2回目ミーティングが開催されました。
住環境価値向上事業協同組合(SAREX)の有志による委員会です。

山辺豊彦先生とwallstatの中川貴文先生に指導をお願いし、木造住宅に求められる構造性能についての実務的検討を行っています。
本日は各社の実作をwallstatに入力し、極稀地震、JMA神戸での地震波での破壊状況を確認しました。
さすがSAREXメンバーで、皆様強固な家づくりをなさっていました。

皆様の結果を見る感じでは、準耐力壁の効果がかなりあることが確認できました。
ダメージを少なくするには偏心率が大事ですね。
水平構面の設計が肝です。
次回はJMA輪島の地震波の後に能登の地震波での複数波でのダメージ蓄積を確認します。
次々回には制振ダンパーなどの効果について確認する予定です。



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