2024年9月2日 学習・研鑽

北欧ツアー報告3日目

北欧ツアー三日目の朝。

今日もホテルの朝食ビュッフェでしっかり食べました。
ニシンの酢漬けをドレッシング代わりにサンドイッチに挟むのが病みつきになります。

昨晩見ることが出来なかったストックホルム市立図書館にまた訪問。

内部は改修中で見学できないので、こんな感じで扉に貼りついて内部を撮影。

照明が点いていたので、昨晩よりも内部の様子が分かりました。

ストックホルム市庁舎に訪問。
あいにくの雨です。

建築家ラグナル・エストベリの設計。
1923年完成なので100年経っています。
ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿を意識して設計しているとのこと。

有名な「青の間」。
青くないのに「青の間」と言う理由は、もともとは壁は青く塗られる予定だったそうです。
構造体の赤レンガがいい感じだったので、塗装されることなくレンガのままになっているそうです。

そう、ここはノーベル賞授賞式の晩餐会が開かれる場です。

荒々しいレンガの内壁のレリーフが荘厳な雰囲気になります。
この凸凹が音響的にもよいとのこと。

ノーベル賞受賞者が下りてくる階段。
踏み面が広く、蹴上げ高さが低くなっています。
これは晩餐会の際に、女性がイブニングドレスで降りるときに、美しく見えるように設計されているとのこと。

階段を上がった先のクローク。
高価な毛皮のコートなどをかけるので、鍵付きです。

市議会へ続く廊下。

建設に関わった人たちの彫像が飾られています。

設計したラグナル・エストベリの彫像。

100年前の建設時のままの窓金物。

市議会議場。
もちろん現役です。

この後、議会が開かれるとのこと。

市議会議場の天井。
相当に凝ってます。

黄金の間に続く階段室の天井。
からくり時計が設置されています。

「黄金の間」の控えの間。

「黄金の間」。
ノーベル賞授賞式の時には舞踏会会場になる場所です。

金箔を貼ったモザイクタイルで壁面が仕上げられています。

建物周囲で立ち入りを制限するチェーン。

めちゃくちゃ重いです。

移動途中の建設現場。
駐車場のように見えますが、ショッピングセンターになるとのこと。
昨日も見ましたが、やはり梁背が低く、柱も細い。
地震がなく、台風も来ないので、地震力、耐風力を考えなくてよいとこうなります。

ストックホルム旧市街地ガムラスタンを散策。

魔女の宅急便のモデルとなった旧市街です。

路地はかなり狭いところも。

いろいろと工夫しながら街が形成されていました。

お昼ご飯は手軽にハンバーガー。
大変美味しゅうございました。

街中のお土産屋さんでお買い物。

お店オリジナルの布カバン。
娘たちに買ってみました。

さて、スウェーデンはストックホルムはここまで。
メインの目的であるアアルト見学のためにフィンランドはストックホルムに移動です。

移動手段はバルト海クルーズ船のシリアライン。

バルト海に浮かぶアーキペラゴ(群島)の間をすり抜けて進む航路です。
ストックホルムって内陸部にあるのかと思ったら、街の東側は海だったんですね。
島の間を通り抜け、16時間かけてヘルシンキに移動します。

船内の様子。

船室も少し古いですが、清潔でした。

船内にはプロムナードと呼ばれるショッピングエリアもあります。

出航です。

出航後の様子。

小さな島々にもセカンドハウスが建っています。
島にはボートで移動するそうです。

眺めていてまったく飽きません。
日が暮れるまで、ずっとデッキにいました。

途中で、同じくバルト海クルーズのバイキング号とすれ違います。

船内の食事。
豪華ですが、お味はいまいち、、、、。(^^;

食後もまだまだ日が落ちません。
緯度が低いので、夕日が長い。

写真には撮れませんでしたが、北極星がかなり高い位置にあり、北斗七星とカシオペア座が一緒に見える夜空は新鮮でした。
明日に続きます。



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