2012年6月16日 家具・小物
無垢会議室テーブル
製作していた互光商会新社屋の会議室テーブルが完成しました。幅1250mm×長さ3000mmの超大型テーブルです。製作過程をご紹介します。
岐阜の長瀞産業さんから届いた無垢のテーブル材です。左が檜の600mm幅で、右がマホガニーかなにかの堅木の800mm幅とのことでした。
削ってみたらチークでした。チークの無垢材でこの大きさは貴重品です。
桧は耳付きのものです。真ん中で半分に割りました。
800mm幅のチーク材は、重くて一人では持ち上がりません。家具職人の星原さん一人では加工の際に移動させることもできませんので、作業の途中で時々お呼びがかかります。
「接ぎ(はぎ)」作業です。中央にチーク材、両袖にヒノキ材接着して一枚のテーブル材に仕上げます。普通に接着剤でくっつけただけではすぐに接着面がはがれてしまうので、ボルトで縫い付けています。
3枚の板が接ぎ合わされて一枚のテーブルになりました。
接ぎ合わされたテーブル材は、重くて大人4人で持ち上げるのがやっとです。裏返すだけでも5人掛かりになります。
よっこらしょ!
気を付けて!
無事ひっくり返せました。
表面をひたすらサンダーで平滑に仕上げていきます。
中央のチークはあまりに固くて、カンナの歯が欠けてしまったそうです。
テーブルの足を製作しています。材料はタモの集成材とウォルナット無垢材です。
難しい加工ですが、さすが星原さんです。
無事完成しました。来週予定されているSAREXのワークショップに間に合いました。
飯沼が乗っても大丈夫!来週月曜日に搬入します。搬入の際は、ユニッククレーンで吊り上げて搬入する予定です。
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