2009年1月18日 つぶやき(家づくり以外のこと)
景気回復はいつ?
本日は昨年秋から打合せを重ねてきているリフォーム工事のお客様と打合せです。3月末頃には着工したいとのことなので、そろそろまとめに入ります。お客様は貿易会社の社長さんをなさっているので、景気動向に敏感なご職業です。打合せの前に雑談していたのですが、どうやら景気回復はかなり先になりそうなお話でした。昨年までは、「今が底で徐々に回復する」と見られていたのですが、リーマンショックに始まった世界的な恐慌で、回復の材料が見当たらないとのこと。これまでは世界中で見ると、どこかの国が不景気でも景気がよい国がどこかにあったそうですが、現在の恐慌は全世界規模で景気回復に糸口が見えないそうです。生産業では昨年同月の1割や2割という受注となっているそうで、この先に景気の回復がないと、社内留保で頑張っても、長い下降経済下では体力が持たないとのこと。特に建設機械の売れ行きがよくないそうで、世界中の在庫がありすぎて、新しく建設機械を作る必要がまったくなくなってしまっているそうです。大学を卒業した年には景気が下向き始め、大学院を卒業して就職の時には就職超氷河期を迎えていました。幸い希望の設計事務所に就職することができましたが、ずーっと不景気の中での仕事でした。「そのうち景気よくなるでしょ」と毎年のように考えていたのに、しばらく回復する見込みが無いとは悲しいです。今のところ、仕事とお客様に恵まれ、順調な設計活動を続けておりますが、この先どうなるのか心配です。
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