2012年7月18日 学習・研鑽

アーキテクトビルダー討論会

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本日は、新建ハウジング主催の「アーキテクトビルダー大討論会」という催しが行われました。住宅建設業界では超有名な、秋山東一氏(LANDship)、伊礼智氏(伊礼智設計室)、迫英德氏(株式会社シンケン)が会し、[設計力][標準化][アーキテクトビルダー]をテーマにレクチャー頂き、最後にパネルディスカッションを行うものです。しかも司会は新建ハウジングの三浦編集長が行うというのだから、盛り上がらない訳がありません。

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御三名ともとてもよく知っている方で、いろいろと見学もさせていただいている方々なので、お話はどのお話も興味深く拝聴いたしました。三浦編集長が都度まとめる総評が的確で、話がテンポよく進んでいきました。私も「アーキテクトビルダー」のはしくれと自称しておりますので(^_^;)、本日の討論会はとっても楽しいものでした。3名の講師の方に共通して言えることは、「自分のこだわりをすてない」ということだと思います。こだわりを捨てたら「アーキテクト=設計者(建築家)」の部分がなくなってしまいます。その「こだわり」にこだわり続けたから、今日の3名の講師の方々が輝いているのだと思います。私も私なりの「こだわり」を今後も大事にしていきたいと思います。

本日お話をお伺いして、私が思うところのアーキテクトビルダーを語るためのキーワードは、「標準化(システム化)」「こだわり」「土着」ではないかと思いました。標準化(システム化)によって、コストを抑えてかつ住宅の性能を高める。自分なりのこだわりをきちんと持って、愛着をもってもらえる家に仕上げる。快適な居住環境を提供するため、地域の風土にあわせてエンジニアとしての解決を図る。この3つがアーキテクトビルダーに必要な要件なのではないかと感じました。

伊礼さんのブログによると、来年、秋山先生の「設計道場」に伊礼さんが「道場破り」で参加し、伊礼さんの「住宅デザイン学校」に秋山先生が「学校荒らし」で参加する、そうです。楽しみですね。

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大討論会が終了後は、懇親会の後ろ髪を引かれながら、戸塚に移動し、山田建設さんの業者会にお邪魔しました。先日まとめた「名匠家マナーブック」について、協力業者の皆さんに説明を行うということで、様子を見させていただきました。「就業時間内禁煙」など、かなり厳しいルールも盛り込まれていますので、業者さんの反応が気になっていたのですが、もうそういう時代なのかすんなりと受け入れられている感じでした。弊社も9月に開催予定です。



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