2009年1月23日 現場報告
中間検査無事終了
東戸塚の現場の中間検査がありました。地下のコンクリート躯体の配筋時にも中間検査がありましたが、今回は木造の躯体の検査で「全軸組緊結完了時」の検査です。つまり、構造体の土台、柱、梁が金物で固定され、筋交いや構造合板壁などの耐力要素の金物が全て取り付けられた段階で、これらの構造体と金物が間違いなく取り付けられているか検査するものです。ちょくちょく現場を見ているし、秀さんの現場でもあるので、検査的にはまったく問題なく、無事検査は終了し、合格証を頂きました。
現場の方は、1階の大引(おおびき)の固定を行っています。大引とは、木造の床組の部材で、根太(ねだ)を支えるために、土台の間に渡される構造体のことです。昔はこの大引は木製の束で支えられ、束は束石に載っていただけでしたが、現在は基礎もベタ基礎になり、束も鋼製やプラの束が使われることが多いです。大工さんの話では、プラ束は上部から大きな衝撃があると割れることがあるので、鋼製束の方がいいとのこと。鋼製束は専用のボンドとコンクリートビスで床スラブにしっかり固定されます。大引には床の断熱材を固定する添木が付けられています。
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