2013年1月25日 材料・仕上・工法・設備

調湿機能の実験

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弊社の標準仕様の内装材の性能をお客様に理解していただくために、内装材料の調湿機能について実験装置を作ってみました。

アクリルケースの内部に、内装材料を貼り付けて、湯呑にお湯を入れて、湿度の変化をみてみます。試験体は3種で、A:ビニルクロス、B:調湿和紙、C:珪藻土です。

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実験スタートです。湿度は実験開始時はどれも31%です。

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2分後 68%

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2分後 52%

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2分後 51%

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9分後 87%

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9分後 74%

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9分後 71%

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箱上面の結露の様子からもその差ははっきりと読み取れます。上からビニルクロス、調湿和紙、珪藻土です。

A

グラフにしてみると、その差は明らかです。調湿和紙の性能が結構あることも確認できました。

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引き続き、床材もプラスしての実験です。

左:通常の建売住宅やマンションの仕様である「ビニルクロス+合板フローリング」

右:弊社の標準仕様「珪藻土+ヒノキ無垢フローリング」

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どちらも湿度33%から実験スタートです。

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2分後 57%

P1060377

2分後 42%

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5分後 77%

P1060381

5分後 58%

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10分後 88%

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10分後 71%

B

グラフにしてみると15%~20%の湿度の差になります。これが住宅の内部となると体感する快適さは歴然と違ってきますね。

このように実際の材料を使って、目で見てご理解いただけます。事務所にお越しの際には是非ご覧ください。



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