2013年5月15日 学習・研鑽
柏木工
JBN次世代の会で新宿にある飛騨高山の「柏木工」のショールームにお伺いいたしました。
本物の無垢材で作られた家具類は皆触り心地もよく、気持ちの良い家具ばかりです。
私がいつも提案している内容に合致した家具ばかりです。今後の提案にまた一つ大きな武器が手に入った感がします。しかもJBN次世代の会と柏木工とがタッグを組んでお客様にとっても有益な提案も出来るお話を頂きました。この詳細はまた後日。
また、ショールームに家具デザインで有名な小田原先生をお招きして、家具と住宅の係わりかた、椅子と暮らしの関係などのお話を頂きました。吉村順三先生や奥村昭雄先生と一緒にお仕事をされてきた小田原先生。「住宅は機能から始まる」→「だから家具の持つ意味は大きい」、「図面に家具配置がないことはありえない」などなど、とっても貴重なお話をたくさんお伺いできました。リビングは外の景色や樹木の配置などから、ソファーや食卓の位置と窓の位置の関係が決まって、その次に照明やコンセントの位置などを計画すべきとのお話。ごもっともなお話で、しっかり実践していきたいと想います。
また、無垢材と新建材の違いについて、分かりやすい説明を頂きました。量産ハウスメーカーが使用する新建材(プリント建材)は、すり減れば「劣化」して下地が出てきますが、無垢材で作られた家具や床は、使い込んですり減ってくればそれは「風化」で味が出てくるとのお話。「劣化」と「風化」の違いは分かりやすい説明ですね。
次世代の会は、ショールームを後にして、場所を移し日経BP社の安達さんをお招きして、「ストック時代の備え方~成長・進化・持続・変化 そして幸せ~」のテーマで講演頂きました。
今後のストック時代に向けて、「中古住宅・リフォームトータルプランの概要」、「不動産流通システム改革によるわが国の不動産流通市場の活性化に向けて」などの資料を踏まえて解説頂きました。
第3部は、次世代の会メンバーにおいて、契約約款についての各社の使用状況などの情報交換を行いました。日本をリードする工務店の状況をお伺いできる貴重な機会です。
本日も内容盛りだくさんの一日でした。
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