2013年6月12日 あすなろ建築工房の日常

応急仮設住宅 神奈川県での動き

東日本大震災の被災地に建てられた木造の応急仮設住宅の記事がヤフーの全国ニュースに載っていました。↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000090-san-soci

記事内になる木造の応急仮設住宅の建設の際には、弊社の大工も応援に駆けつけました。

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東日本大震災の仮設住宅建設においては、プレハブだけでは間に合わなかったこともあって、急遽木造の仮設住宅が建てられることになった経緯がありました。結果として、建設コストが安く、地元産材の振興ができ、地元工務店の雇用増が望め、被災者入居者からの評判もよく、再利用も可能とあらば、木造仮設住宅の必要性は歴然としています。

これまでは政治的な関係でプレハブしか建てることが出来ませんでしたが、…東日本大震災後は、全木協(一般社団法人 全国木造建設事業協会)が立ち上がったこともあり、この動きが全国規模での広がりを見せています。全木協はあすなろ建築工房も加盟しているJBNと建設労働者団体である全建総連とで立ち上げられた組織です。

何かあった際には、木造仮設を提供する災害協定がなければ木造の仮設住宅は建てることが出来ません。神奈川県での締結も近いと聞いています。そうなると、弊社が理事を務めるJBN神奈川、神奈川県木造住宅協会でのあすなろ建築工房の役割も増えてくると思います。いつくるか分かりませんが、そのときのためにも頑張りたいと思います。



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