2014年1月24日 学習・研鑽

神奈川県応急仮設木造住宅の実地技術演習

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本日は神奈川県応急仮設木造住宅の実地技術演習が横須賀市久里浜で行われました。神奈川県で大きな災害が起きた場合に迅速に対応できるよう実際に仮設住宅を建設するものです。

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午前中は座学で、午後から実際に実地演習が行われます。弊社社員大工のタケルも参加しました。タケルは三年前に実際に宮城県の仮設住宅の建設の応援に行った経験者です。

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午後の実地演習です。まずは朝礼から。

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仮設住宅にコンクリート基礎はありません。松や桧の杭が基礎の代わりになります。「なぜコンクリート基礎をつくらないか?」 それは、災害時は一刻も早く大量の応急仮設住宅を作る必要があるからです。1戸の住戸はおよそ3週間で出来上がります。コンクリート基礎を作るとそれだけでも3週間掛かってしまいます。また被災時は港湾などで甚大な被害が起こっていることもあり、その復旧にもコンクリートが使われることから安定した生コンの供給が期待できないからです。

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各種マスコミの取材も多く来ていました。注目度の高さがうかがい知れます。

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近所のおばあちゃんたちは「何をやっているのだろう」と見物されていました。

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土台が出来ました。

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杭を切り落とした材料が薪ストーブの燃料にいい感じです。もらって帰ろう!っと。

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建て方が始まりました。足場は使いません。一度の大量の応急仮設住宅を建設することになるので、足場が足りなくなるので、脚立で代用できるように設計されています。

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桁がかかりました。

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タケルも頑張っています。

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陽が山の陰に隠れて寒くなってきました。もう少しです。

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無事完成して
記念撮影です。有事の際には、ここに居るメンバーが活躍することになると思います。

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記念撮影が終わるとすぐに解体されました。解体はものすごく早いです。

本日の様子が、夕方からのテレビ神奈川のニュースで放送されました。↓

http://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/2014/01/23/post-635.html

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切り落とした杭の端材はしっかりもらって帰ってきました。(^_^;) 乾燥させて、薪ストーブの燃料にします。

横浜が被災した場合には、あすなろ建築工房も全木協神奈川のメンバーとして応急仮設住宅の建設に携わることになります。本日の経験をしっかりと身に着けておきたいと思います。



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