2016年4月3日 名匠家(工務店ネットワーク)
名匠家 大工技術交流会
本日はあすなろ建築工房が参加する「名匠家」の大工技術交流会を開催されました。
特別ゲストとして創建舎さんの大工さんをお迎えして、名匠家のメンバー工務店の大工とカンナ削りの競技を行いました。
あすなろ建築工房からは、社員大工のタケル&トシが出場しました。
ヒバの化粧材をカンナで各自のカンナで削り、その薄さを競い合うものです。カンナ刃の砥ぎだけでなく、カンナ台の調整や刃と台の微妙な調整が必要な高い技術を要するものです。創建舎さんは、「削ろう会」という全国大会にも出場している大工さんが複数名いて、日々研鑽を続けているとのこと。
薄く均一なカンナ屑です。
マイクロメーターで厚さを計ります。頑張って、普通に20ミクロン程度にしかならないとのこと。全国大会だと一ケタ台でないと話にならず、優勝者は2ミクロンだったそうです。
皆さん、調整に余念がありません。その日の気温や湿度によっても刃の微妙な出し方が変わるそうです。
台を調整するための道具。自作だそうです。
皆、なんだか楽しそうです。
名匠家の大工たちも真剣そのもの。一生懸命研いでいます。
砥ぎ石はなんと8種類もあるそうです。値段も一つ10万円以上するものもあるとのこと。もうマニアの世界です。
あすなろ建築工房の社員大工のタケルとトシも挑戦です。
創建舎さんの大工さんにとっては慣れたものです。
すごい!均一でとても薄い!
なんと5ミクロン!さすがです!
名匠家の大工たちも感心仕切りです。
タケルもなかなか健闘しました。皆一通り結果が出てきたところで、懇親BBQに移行です。
会場となった山田建設さんの作業場は桜が見頃です。花見を見ながらのBBQ。
各社の監督が手分けして準備しています。大澤シェフありがとう!
BBQ始まりました。
とてもいい交流が出来ました。
名匠家の監督たち。会社は違いますが、お互いに仲の良い監督たちです。
本日はとても有意義な一日となりました。皆さんお疲れ様でした。
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