2008年9月9日 現場報告
ボーリング地盤調査
本日は東戸塚の新築現場で地盤調査が行われるので、現場立会いに行ってきました。通常の木造戸建住宅であれば、地盤調査としては、簡易なスウェーデン式サウンディング試験で十分なのですが、今回は3号建築でもあり、構造設計の見地から地耐力の確認が必要であったので、ボーリング調査を行っています。本日朝からの作業開始で、私が伺ったお昼過ぎの時点で7mの深さの削孔、試験、採取を行っていました。ボーリング調査は、やぐらを立てて、ボーリングマシンを設置する必要があり、作業スペースとして最低でも3m角の平場が必要とのことで、事前に鳶さんに平場を作っておいてもらいました。スウェーデン式サウンディング試験はおもりの付いた鉄のハンドルを回していくだけなので、試験はあっという間に終わってしまうのですが、さすがにボーリング調査は1mごとに削孔、試験、採取を繰り返さなくてはいけないので、相当な時間がかかります。10m部分の調査であれば、10m下の土を採取するので、10m分のロッドを引き上げて、先端についているサンプラーと呼ばれる筒状の採取ヘッドを取り出して、サンプルを採取します。これを1mごとに繰り返すことになるので、15mの調査となると、2日がかりとなるのも分かります。本日は、7mの時点で打撃回数は50回を超えており、採取したサンプルは砂質でした。後日提出される報告書の結果がどうなるか。
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