2018年7月26日 学習・研鑽
蒸暑地での高気密高断熱住宅のあり方
新住協(新木造住宅技術研究協議会)東京支部の勉強会が開催されました。横浜の材木屋さんである小泉木材さんが新社屋を建設されたということで見学会でした。
材木屋さんらしいエントランス。
小泉木材の小泉社長から新社屋についてご説明頂きました。材木屋さんとして災害時に機能することを目標とし、耐震強度、断熱性能にこだわった社屋となっているとのこと。太陽光パネル一体型屋根のエコテクノルーフや蓄電池も装備しているとのこと。
新住協モデルのソーラー空調システムが導入されているということで、鎌田先生も見入っています。
床下エアコンで全館空調(冷暖房)をしています。事務所ということで熱負荷が大きいので、6kwhのエアコンが2台入っています。
苦労の痕が見えます。
チャンバーに吹き込んで、大風量のファンで空調された空気を引きあげる方法とのこと。
K-WINDOWの既存部材を使ったカーテンウォール。
南側の窓には外付けブラインド。
見学の後には、鎌田先生の講義がありました。これまで通説とされていたことが、先生の研究結果をお伺いし「えっ?」と思ってしまうようなことも多々あります。蒸暑地での高気密高断熱住宅は、ほんのこの数年に注目を浴びるようになったものなので、研究もまだまだこれからです。ちゃんと私も勉強も続けていかないといけませんね。頑張ります。
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