2018年9月5日 外構・植栽

お庭をつくる要素と材料

 

 

 

住宅の外構というとアルミ製のフェンスや門扉が普通の世の中ですが、竹や木でつくるとそれはそれは豊かな空間となります。しかも価格もかなりリーズナブルです。アルミ製のものを使う理由が私には分からないくらいです。本日、いろいろと参考になるディテールを仕入れてきました。

 

 

どこで仕入れたかというと京都です。JBN全国工務店協会既存改修委員会が京都で開催され、その翌日にお庭を見てきました。事前の拝観許可が必要なため仙洞御所、桂離宮のお庭をどうしても見たく、今回の委員会開催に合わせ、何ヶ月も前から参観許可を得ていました。満を持しての参加だったのですが、あいにく台風の上陸で桂離宮は拝観不可。仙洞御所を拝観してきました。

 

 

台風の後で、倒木も多く、園内はかなり荒れてはしまっていましたが、職人の方が頑張って一部拝観できるようにしてくださったそうです。

 

 

影と光の関係がいいですね。

 

 

近景、中景、遠景の重なり方、下草、中木、高木の関係が大変勉強になります。

 

 

 

お庭にこんな苔むした通路があったら楽しいだろうな。

 

 

 

茶室にもディテールが満載。あっという間の拝観時間。何時間でも見ていられるのですが、本日は30分で追い出されてしまいました。また来なくては、、、。

 

 

 

 



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