2018年9月21日 学習・研鑽
イオニストとアスナリスト
大宮で開催されたYKKap主催の「APWフォーラム」を聴講してきました。
「APWフォーラム」は横浜でも開催されるのですが、わざわざ大宮まで行ってきました。その理由は登壇者の違いです。大宮会場は、業界のご意見番「新建新聞社の三浦社長」とこれまでいろいろお世話になった「オーガニックスタジオ新潟の相模さん」が登壇されるので、他の会場とはコンテンツが違うと感じたからです。
三浦さんの分析はいつも感心させられます。ローコスト量産メーカーや建売住宅を選ぶ人は、「家に居る時間も少ないのだから、家の性能はほどほどで十分」と考え、週末も家に居ても居心地悪いので、イオンに出かける人も多いとのこと。「イオニスト」なんて言うのですね。なんか可哀想です。普段私が見学会で話をしている「休みの日を家で過ごすという贅沢」とは正反対の生活です。「イオニスト」の対極の言葉として、あすなろ建築工房の家で生活する人を「アスナリスト」と呼ぼうかしら、、、。(^_^;)
暮らし方冒険家「伊藤菜衣子」さんの著書で、高性能住宅のベネフィットを紹介されていました。
①冬支度が劇的に楽になる(荷物が少なくなる 厚手の部屋着がいらない)
②仕事の予定が狂いにくくなる(自分も子供も風邪をひかなくなる)
③子供との攻防が減る(裸で走っても布団を蹴っても平気)
④家族の小競り合いが減る(間仕切りが少なく家族の様子が分かる)
⑤家事が楽になる(窓の結露を拭かない 洋服が減る)
⑥観葉植物が枯れない(室温が下がらない)
⑦友達ができる(家の見学に来る)
⑧冬のデメリットが雪かきだけになる(北海道の話)
⑨めっちゃ防災対策(停電しても暖房なしでも過ごせる)
分かりやすいですね。
相模さんの目の付け所はさすがです。私も親しくしている姫路の工務店「クオホーム」さんを紹介していました。
しっかり懇親会に紛れ込んできました。貴重なお話ありがとうございました。
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