川崎で家を建てるときのポイントをご紹介!費用相場や川崎の特徴も解説
「川崎で家を建てたいけど治安や住みやすさが気になる」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
川崎は、治安が良くないイメージのエリアがある一方で、
実は育児や住宅の助成金が手厚く家族の住みやすいエリアとなっております。
本記事では、そんな魅力的な川崎の特徴や坪単価、
注文住宅作りの失敗しないポイントについて解説します。
川崎で注文住宅を建てたいと考えている方は、ぜひ最後までご一読ください。
川崎で家を建てるために知っておきたいポイント
川崎で家を建てたい方にとって気になるのは、住みやすさでしょう。
以下では、子育てや気候に関する情報のほか、補助金や助成金についてご紹介します。
ご自身に合っている環境であるか、ぜひご確認ください。
川崎エリアの特徴
川崎は神奈川県の北に位置しており、東京や横浜といった都市部にアクセスしやすい市です。
多摩川や荒川に囲まれているため、自然と触れ合いながらの生活が楽しめます。
また、大型の商業施設も複数あるため、買い物もしやすいエリアとなっています。
気候は日本の平均的で、夏は蒸し暑く、冬は寒く降水量が少ないです。
平坦な土地も多いため、小さな子供や高齢者のいる家庭でも生活のしやすい土地となっています。
都市部に近い場所で自然に囲まれた生活を希望する人に川崎はおすすめのエリアです。
川崎は子育てしやすいエリア?
川崎では子育てに力を入れており、幼児教育や保育園の無償化を実施しています。
医療費の助成なども行っており、子育てしやすいエリアです。商業施設や飲食店も多いため、
子供と一緒の外出や必要なアイテムの買い物もしやすくなっています。
また、川崎は治安の良くないイメージがあるエリアは一部のエリアのみであり、
静かで生活のしやすい環境がある場所です。
川崎は、子育てをしやすいエリアとなります。
川崎のデメリットも知っておく
川崎はフラットで生活しやすい地域も多いのですが、
フラットな地域と言うのは地盤的には弱い地域も多くなります。
鶴見川流域沿いは、全国でも有名な軟弱地盤となる地域となります。
液状化や地盤沈下の危険性もあります。
支持層が深い場合には、地盤改良費が高額となる場合もあります。
利便性だけに目を奪われるのではなく、地震時の安全性も見据えての土地探しをする必要がある地域とも言えます。
川崎で家を建てるときに使える補助金や助成金
川崎で家を建てる際に、利用できる補助金や助成金の制度があります。
例えば、新築の認定長期優良住宅に住んで申告した場合、固定資産税を減額できる制度があります。
そのほか、省エネや蓄エネ機器を導入した場合に費用の一部を補助する仕組みがあります。
また、防犯関係で悩みがある時は専門知識を持った職員に、オンライン、窓口で無料相談が可能です。
気になる点がある方は、ぜひプロへと相談しましょう。
川崎の土地の坪単価相場
川崎市川崎区全体の坪単価相場は約202万円/坪です。
しかし、川崎駅付近では405万円/坪、幸区では228万円/坪となっており、エリアによって価格は異なります。
参照:土地代データ https://tochidai.info/kanagawa/
土地の坪単価とは、土地1坪あたりの価格を意味しています。
例えば坪単価100万円の土地30坪なら3,000万円といった計算です。
材料費やローコストのハウスメーカーを利用すると坪単価も下がるため、
土地や住まいの間取りによって変化があるものと理解しましょう。
家を建てるまでの流れ
家を建てる際には、あらゆる工程が必要となります。
将来、家を建てる方はもちろん、現在検討している人もおさらいとして、改めて家を建てるまでの流れをご確認ください。
土地と住宅会社探し
最初に行うのは家を建てる土地探しです。どういった場所に土地が出ているのか、
希望エリアで土地はあるのか、周辺の環境などについて情報収集しましょう。
また、同時に住宅会社探しも必要です。資料請求やホームページ確認のほか、
モデルハウスを訪問すると実際の住まいのイメージをつかめます。
住宅会社によっては、依頼することで土地探しも手伝ってくれる場合があります。
自分たちで探すよりも予算を抑えられる可能性もあるので相談してみましょう。
プランニング
住宅会社と打ち合わせを行い、大まかな間取りと予算について伝えて、
見積もりを作成してもらいます。
間取りや予算の希望を伝えて、納得できるプランや金額の会社に依頼しましょう。
住宅ローンの申請
家の購入にはほとんどの人が、住宅ローンを利用します。
そのため、事前に住宅ローンを利用できるか、
どの程度のローンを組めるかの確認として事前審査を行います。
事前審査通過後に、購入したい土地の売買契約が可能です。
また、決定した住宅会社との本契約や打ち合わせも、事前審査通過後になります。
事前審査の結果は、申し込みから2日〜1週間後にわかります。
複数回の打ち合わせ
住宅ローンの審査に通過し、住宅会社と本契約をしたあとは、本格的な打ち合わせに入ります。
細かな間取りやデザイン、設備についてなど、より詳細な部分を決定していきます。
具体的な要望を設計士へ明確に伝えましょう。
契約と着工
詳細なプランが決定し、この内容で家を建てるとなった後は、工事請負契約を締結します。
契約書には家の仕様や金額、工事期間といった情報が記載されています。
工事請負契約を結ぶ前には、本当に間取りやプランに変更がないか再度確認しましょう。
契約締結後は、工事が始まります。また、地鎮祭を行う場合や、
契約者本人が近所の方に挨拶をする場合もあります。
(※弊社では皆様地鎮祭を行っております)
工事は4〜7ヶ月かかるのが、一般的です。
立ち会い確認・引渡し
工事が終了した後は、現場監督や市区町村の担当者が完了検査や竣工検査を実施します。
また、工事を担当した会社の担当者と一緒に立ち会い確認を行います。
図面の通りにできているか、不備やおかしいところはないかを確認しましょう。
問題なく確認が終わったら、物件が引き渡され、自身の住まいとなります。
家を建てるための住宅会社選びのコツ
家を建てようと決めても、間取りや金額など悩む箇所は多くあるでしょう。
そんな悩みの1つとして、「どの住宅会社で建てるのか」があります。
以下では、住宅会社を決める際に知っておきたいポイントを5つご紹介するため、悩んでいる方はぜひご確認ください。
ハウスメーカーと工務店の違いを知る
家を建てる会社は、大きく分けるとハウスメーカーと工務店の2つに分けられます。
ハウスメーカーは規模が大きく、全国に展開しています。
工務店と比較すると工期は短くなりますが、人件費などの問題で価格が高くなる傾向です。
反対に工務店は地域密着型が多く、その土地に合わせた提案をしてもらえる可能性があります。
また、広告費や人件費がハウスメーカーとは異なるため、価格を抑えやすい傾向にもあります。
会社の得意分野を知っておく
会社によって得意なスタイルや、デザインは異なります。
和モダンや北欧風などさまざまなスタイルがあるため、自身の理想としているスタイルを建てた実績のある会社へ依頼しましょう。
実績があると打ち合わせなどでも、希望のイメージが伝わりやすいほか、
詳細なデザインも決まりやすいです。
安心して依頼するためにも、検討している会社ではどのような実績があるか確認しましょう。
対応している構造や工法を確認
工法や構造によって、家の性能は大きく変わります。
そのため、ハウスメーカーや工務店で施行可能な構造や工法を知るのは重要です。
耐火性や耐震性を重視するのか、価格の安さを重視するのかによって、選ぶべき構造は異なります。
以下に、各構造の特徴を記載しました。
- 木造:耐震性・断熱性・気密性が高い
- 鉄骨造:耐久・耐震・耐火性が高い
また、木造は費用が安い傾向にあり、細かく仕切る間取りに向いています。
反対に鉄骨は大空間を活かす間取りに向いています。
予算に合った施工内容かどうか
実際に打ち合わせを行うと、自身の理想の住まいを作るには、相当な費用がかかるとわかります。
理想だけを詰め込むと、自身の予算に合っていない見積もりが出来上がってしまうでしょう。
最初に出来上がった見積もりから減額をするとなると、手間がかかるため、
1番最初に予算を伝えると良いです。
予算を強く意識したうえで、どういった形にしたいのか、しっかりと施工会社に伝えましょう。
担当者との相性も確認
住宅会社を決める際は、会社の情報以外に、担当営業者との相性も重視するようにしましょう。
住宅造りは長い時間がかかるため、その分担当者とも付き合いが長くなります。
担当者との相性が悪いとお互いにストレスが溜まるため、相性が悪いと感じたら住宅会社に相談しましょう。
注文住宅で失敗しないためのポイント
注文住宅は高い買い物となるうえ、一生住む家のため、できるなら失敗したくないですよね。
「失敗した」とならないよう、重要なポイントをご紹介します。
満足度の高い家を建てるためにも、ぜひ一度ご確認ください。
情報収集を徹底する
理想の住まいを作るには、情報収集が必須です。
どんなデザインがあるのかはもちろん、どういった設備があるか、
機能はどうかなど内容は多岐にわたります。
決定する内容が多いからこそ、緻密な情報収集は欠かせません。
また、家作りはもちろん、依頼をする住宅会社の情報も重要です。
会社の名前だけで決めてしまうと、希望の間取りや予算を叶えられない可能性があります。
必ず自身の希望に近い住宅を作れる会社かどうか、入念に下調べしましょう。
ライフスタイルの変化に対応した間取りを考える
注文住宅によくある失敗として、ライフスタイルに合っておらず、
住みにくくなってしまうという事例があります。
現在は子供がいなくても、将来的に子供を考えているなら子供部屋として利用できる部屋を用意するなどです。
また、家族が増えても対応できる収納があるか、
歳を重ねた際にバリアフリーへの改修ができるかなども考えておきたいポイントとなります。
住まい作りでは現在だけではなく、将来の生活を考えた間取りやデザインが大切です。
土地の個性を活かした「形」
家の間取りを決める際、土地の個性が影響します。
道路の方角や日の当たる角度、隣の家との距離などさまざまな要因があります。
土地の形によっては建てられる家の形状も変わるため、
希望の住まいの形に合った土地探しも大切です。
また、間取りや家の形だけではなく、土地の個性は外壁などにも影響します。
ハウスメーカーや工務店と相談し、土地に合った住まいとなるよう決めていきましょう。
納得のできる打ち合わせをする
打ち合わせでは、さまざまな内容を決定していきます。
なんとなくで進めてしまうと、後悔することになります。
そのため、疑問を感じたらすぐに解消させましょう。
打ち合わせは複数回行うため、回数を重ねると徐々に疲れが出てきます。
コンセントや照明、スイッチなど生活に直結する部分は最後の方に決めることもあり、
後悔しやすい部分です。
少しでも快適な生活を送るためにも、打ち合わせの際は最後まで気を抜かずに進めましょう。
まとめ
本記事では、川崎で家を建てる際のポイントや、川崎エリアの特徴、坪単価などをご紹介しました。
川崎は商業施設が複数あり、都内や横浜にも近いため、生活のしやすいエリアです。
また、子育て支援も手厚いため、子育てを検討している方にもおすすめとなっています。
家を建てる際は決定すべき内容が多くあり、
ポイントを押さえておかないと後悔する可能性が高くなります。
そのため、しっかりと情報収集を行い、理想の住まいを実現させましょう。
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