あすなろの土地探し

あすなろ建築工房は、設計だけでなく工事も行っている会社ですので、一緒に土地探しをすることで、同時に土地にあった設計のご提案も可能です。土地に関する諸費用概算も即座にお答えできるうえ、値引き交渉のお手伝いもできます。また、近隣の地盤調査の蓄積データを参照することで地盤補強の必要性の判断も行います。「自分たち家族が暮らしたい家ってどんなものなのか?」を整理し、その条件にあった土地を建築士と一緒に探す体制が希望の住まいを手に入れる近道となります。

土地探しの流れ

  • 01
    事前相談
    無料
  • 02
    土地探し専門不動産と顔合わせ
     
  • 03
    土地さがし
    20万円

    ※ ご契約を頂いた際には、設計費に充当します。

横浜とその周辺地域の人気のエリアで土地を探すためにはちょっとしたテクニックが必要となってきます。あすなろ建築工房では、定期的に「土地探しテクニック」を伝授するセミナーを開催しています。土地価格の仕組み、不動産チラシの見方、不動産屋さんとの上手な付き合い方、土地探しの勘所など、ほかでは聞けない内容が盛りだくさんです。


※土地探しのお手伝いは、定期開催している「土地探しセミナー」にご参加頂いた方に限定させていただいております。セミナーはご依頼に合わせて随時開催しております。

横浜でいい土地に出逢うには?

横浜市内やその周辺地域は、都内への交通の便がよく、自然もほどよく残っている地域ということもあり、全体的に人気が高く、近年は「多少小さくても建売住宅を建てれば売れてしまう」地域となっています。そんなこともあって、注文住宅を建てることができる敷地は市場には出回りにくい…というか、ほとんど出回らないという現実があります。そんな横浜での土地探しについて考察します。

1.横浜の住宅地事情

横浜で人気のエリアといえば、富裕層が多い横浜市中区の山手町エリアや、駅ビルが充実し、銀杏並木が美しい東急田園都市線「たまプラーザ」の北部に位置する「横浜市青葉区美しが丘」などがあげられ、このあたりのイメージが横浜の住宅地人気につながっていると思われます。現実的に子育てがしやすく治安もいいところとなると、都筑区や港北区、品川や新橋へ一本でいける戸塚駅や京急の始発駅となる金沢文庫のあたりも治安がよく、おすすめのエリアになります。また、東横線沿線は超人気エリアです。

2.坂が多く、傾斜地の宅地も多い横浜

新興住宅地は、人気のエリアになるとデベロッパーが購入し、建売を建てて販売してしまうパターンが多く、古くからの住宅地で探すと坂の途中の建て込んだ不便な場所になりがちなのが横浜の住宅地の特徴ともいえます。通勤の便利さやクルマの配置、必要となる広さ、そして予算などを総合的に判断しながらの土地探しは、ここ横浜においてはかなり難易度の高い作業になります。

3.一般的には条件が悪い土地は実は狙い目

人気のエリアや日当たりのいい場所はたいがい建売とセットでの販売になります。
建築条件なしのフリーで購入できる土地はどんな土地になるかというと、「周辺環境が悪い」「古屋あり」「狭小」「旗竿」「傾斜地」「北斜面」「擁壁」など、一般的には不人気な土地が多いように思えます。これらの不利な条件は、土地の価格に大きく影響し、相場より安く購入することができる可能性もあります。

4.土地探しで一番やってはいけないこと

それは、とりあえず土地を先に購入してしまうということです。家づくりというと、まずは土地からということでネットや不動産屋で土地をチェックし、現地にいって「明日にはないかもしれませんよ」と不動産屋の営業マンに焦らされ、契約書に判子を押してしまったという話はよく耳にしますが、土地に家づくりの予算を掛けすぎると、肝心の建物にまわす予算が削られ、結局満足のいく家づくりができなくなります。土地探しと家づくりを分けて考えず、この土地ならどんな家なら建てられるかを考えながら土地探しをすることが大切です。

5.建築士と土地探しするメリット

そのためには、土地探しの「水先案内人」が必要になります。それが建築士です。土地には、なんらかの欠点があります。旗竿敷地、北斜面、擁壁など、それらの欠点を設計の工夫で解決していくことができれば、ここ横浜でもいい家を価値ある価格で建てられるようになります。土地は立地や形状だけでなく、見極めなくてはならない条件がいくつかあります。特に造成地の場合は、その土地が切土の土地なのか、盛土の土地なのかによって、地盤補強にかかる費用が大きく変わってくるため注意が必要です。過去の造成資料や土地利用図を読み解き、その土地の歴史を知ることは土地探しにおける大事な判断材料となります。しかしながら、その判断はなかなか素人にはできません。傾斜地などはいくら安くても、家を建てるために擁壁を改修したり、地盤改良を行ったりする費用が必要になったりします。となると、安いからといってそうした条件の土地を先に買ってしまうことも避けなくてはいけません。つまり、いい土地探しは、そのあたりを読める建築士に一緒に見てもらうということが一番の近道だということです。

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